かつて新声社が倒産した時、そこで活躍していた作家さんとかは今後どうなってしまうのだろうと危惧したが、今もなおこうして違う形で彼らは活躍している。
ごく最近でいうと、D&Dの第4版の日本語版ガイドブックのリプレイに参加し、イラストを描いている戸橋ことみさんはキングオブファイターズのノベライズの挿絵を描いていた人だ。
今や格闘ゲームはかつてのような一ジャンルを築くほどの勢いはなく、マルチメディア展開もすっかり減ってしまったのはとても残念だけれど、昔好きだった作家が違う場所で活躍しているのを見るのも悪くない。
書店の棚を眺めつつそんなことを思った。散漫に終。