あるある

 コミックヴァナ通第6号の、後回しにしていたシリアス系マンガを見て、思わずあるあると呟いてしまったw
 おおつきべるのさんの連載で、登場キャラクターはアンソロジーから継続しているお馴染みの面々。白姫(白魔導師のヒロインキャラ)の過去を絡めつつ、周りのキャラクターの人間模様を描くシリーズだ。

 何が「あるある」かというと、白姫と、過去に所属していたと覚しきHNMLS(ハイパーノートリアスモンスター討伐用リンクシェルのこと。ゲーム上最強クラスのレアモンスターを狩るために組織される)のメンバーとのやり取りだ。
 まず黒樽。面子が足りないからと通りすがりのフレンドを拉致ってデュナミス(FF11のコンテンツの一つ)に連れてきておきながら、「なんでお前はここにいるんだ」はどうなの?

 あと、このHNMLSのリーダー、人格者でカリスマがあるって設定みたいだけど今のところあんまりそう見えないなぁ。主人公に白姫と前のLSの関係を聞かれて「それを聞くことは君にとって何か意味があるのかね?」って。LSの友達が悩んでるから、と相談した返答がこれ?

 他のメンバーも、これがデュナミス初心者への言葉か? という台詞があちこちにあるし、描写からいってみんな悪人ではないんだろうけど、裏に秘められた悪意みたいなものが感じられるのは私の心が汚れてるからだろうか? なんとなく、白姫がLSから逃げ出した理由がわからなくもないような…。

 で、何があるあるかというと、実際よくあるのだ。こういう話は。

 実体験では、「プロトオメガ(とても強い敵)倒すのに人手が足りないから手伝って」と(集合時刻の10分前に)言われた時のこととか。
「プロトオメガやったことないんだけど大丈夫?」と聞き返したら「大丈夫、ケアルだけしてくれればいいから」という返事(私は回復&強化役だった)。半信半疑でついていったら案の定、状態異常で盾が崩れ全滅した。
 すると主催が「プロトオメガやるんだから状態異常の種類くらい覚えとけよ!」と後衛陣にブチ切れた。
 いや…だったらせめて前日に言ってくれ。下調べする時間すらなかったんだよ。

 とか。

 朱雀戦人手が足りないから手伝って、と言われて出かけてみたら「ええっ? サポ暗黒ないんですか?」。普通詩人がサポートジョブ暗黒にすることないから…。そして「アイテムは全部ロットパスでお願いします^^」。ロットする気はなかったけど改めてそう言われると「お前タダ働きしろやw」と言われてるみたいでなんだかもにょるw

 いや、おおつきさんの話は非常にリアリティがあって感情移入できるけど、読み進めるたびに心が痛いw
 違う意味で心が痛いのがうずさんのマンガかな…(こっちは引退&初心者関係の物語)。コミックヴァナ通のシリアス系の話はどれもこれも面白いけどMPを吸い取られるから読んでて疲れるわ…。