アリアンロッド・リプレイ・レジェンド(2) 貧乏姉妹の憂鬱 (富士見ドラゴン・ブック)
- 作者: 丹藤武敏,F.E.A.R.,菊池たけし,ヤトアキラ
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2009/12/19
- メディア: 文庫
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やって参りました、私イチオシのリプレイの第2巻。
今になって気づいたけどこのシリーズ、絵師さん泣かせだねw 相手がチームで出てくるから、描かなきゃいけない人数がどっさりで…。
私は「ワイルドイヤー」チームのピョン以外の二人が見たかったぞ!w
こういうの、GMとしては作るの面白いんだけど、プレイヤーの印象に残るように演出するのは大変なんだよね。その点、今回の天使ズとかキャラが濃すぎて嫌でも忘れないw
あとは、まさに文字通りその発想はなかったの世界なんだけど、アリアンロッドの冒険者って「ギルド」組むから「別のギルドへの引き抜き」がありうるんだよね…。
このキャンペーンでは引き抜きに応じること=パーティから抜けること、という解釈になってるけど、実際には別々のギルドに所属していたらパーティを組んではいけないというルールがあるわけではないので、ギルドとしては別の組織に所属しながらパーティを組む、というキャンペーンもありうる(ルールブックには「初心者には勧めない」と書いてある)。
実際、別々のギルドに所属してるパーティというのもやったことはあるんだけど、一見別々のギルドスキルを選べるのは有利なように見えるけど、「陣形」や「蘇生」「祝福」のようにギルドメンバー全員に効果を与えるギルドスキルの効果が及ばなくなったり、「目利き」みたいに「ギルドメンバーが倒したモンスターの〜」なんていう注釈がついたスキルについて独自の解釈が必要だったりして、かえってプレイヤー側が不利になることの方が多かったので一回しかやらなかった。
それにしても、このリプレイ。あとどれくらい続くんだろう? 返済ペースからいくとあと4冊くらい続きそうだけど、今回一応キャンペーン終盤に向けての伏線っぽい物が出ていた気もするし…。