冷しエルミナージュ、始めました(2)

エルミナージュ DS Remix ~闇の巫女と神々の指輪~

エルミナージュ DS Remix ~闇の巫女と神々の指輪~


 危ない、危ない。エルミナージュセブンスドラゴンと同じ運命(試行錯誤してるうちに飽きる)をたどるところだった。昨日のエントリを書いてからパーティ編成が二転三転。なんだか実質最初からやり直してる気すらしてきた。でも、最初からやり直すことなしでも、こうやっていろいろできるのがウィザードリィのいいところだよね!(強引)

 では、恥ずかしながらパーティメンバーを紹介しつつその試行錯誤の歴史を振り返ってみよう。なお、パーティメンバーの名前は「ブレイド・オブ・アルカナ」のアルカナの名前から拝借している。
 私はRPGをやる時、大抵「パーティメンバー全員同じ経験値」縛りをかけているんだけど、エルミナージュでそれをするのは非常に辛そうだったので、代わりに「ツーマンセル(二人一組)」で縛りをかけてみた。要するに対になるメンバー二人は種族が同じで経験値も同じになるように、転職などのタイミングも調整している(それに何の意味があるのかとか聞かないようにw 趣味です)。


現パーティ


グラディウス(エルフ・プリースト→サムライ)
 現在のパーティの火力源。昨日のエントリでサムライの武器がないないといったが、すまんありゃあウソだった(ジョルノ風に)。青笹百刃、そして兜割を入手してからはアタッカーとして急成長。また、プリーストを経由しているので守護神フルキフェルに何かあった時でもフォローが効くのが有難い。訳あって旧パーティの主力が抜けた時どうなるかと思ったが、なんとかやってこれたのはグラディウスとフルキフェルのお陰だ。


フルキフェル(エルフ・メイジ→ヴァルキリー)
 パーティの守護神。最初のパーティから継続しているのは二人だけだ。青笹百刃が手に入るまではフランベルジュでパーティの主火力を担い、フランベルジュをアダマスに渡してからはパルチザンで獅子奮迅。たいてい真っ先にぶっ倒れるディアボルスを毎回蘇生しているのは彼女。
 グラディウスともども、旧ウィザードリィの申し子のごとく「僧侶魔法も魔術師魔法も使える魔法戦士」だが、追加要素である絡め手や支援は一切できないという、ある意味割り切っちゃった人たちでもある。物理が効くなら物理攻撃、効かないならエンテルクミスタ(ティルトウェイト)。頭の中にはそれしかないコンビである。


デクストラ(フェアリー・アルケミスト→レンジャー)
 こちらは逆に、支援に特化したコンビ。鍵開けに錬金術師呪文での支援、やることがなければ射撃。普通なら物理攻撃や防御でハンディが大きいフェアリーだけど、支援と割り切れば問題ないし、射撃はそれほど他の種族と遜色ないようだ。
 実は、急いで(レベル7呪文の使用回数が1の状態で)転職してしまったせいで、レベル7の呪文領域の使用回数がいつまでも増えないという悲しいバグに泣かされる子でもある。


オービス(フェアリー・アルケミスト→ビショップ)
 ビショップが呪文を覚えるスピードが遅すぎて、これじゃやってられんと錬金術師呪文を覚え直しさせる形で作り直したキャラ。今では魔術師呪文を使うより、その呪文抵抗をダウンさせる錬金術師呪文を使う機会の方が多い。「抵抗ダウン*2 → エンテルクミスタ*3」は、このパーティの奥の手だ(というかそれで死ななきゃまず勝てない)。
 デクストラともども、アルケミストとして育っている間に一度も錬金術師呪文を使ったことがないという促成栽培っ子である。最初は「隣り合わせの灰と青春」の悪パーティの双子のノームみたいにしようかと思ったけど、フェアリーがブンブン飛んでいる方がたぶんうざったいのでフェアリーになった。


アダマス(ヒューマン・メイジ→ロード)
 相棒が悪目立ちしすぎて目立たない子。新旧パーティ合わせて一番多くの敵を屠ってきたフランベルジュを受け継いだものの、レベルが低いせいで行動が遅く、順番が回ってきた時には武器が届く範囲の敵を、諸先輩方が軒並み屠った後だったりする。また、エンテルクミスタの3番目も担っているがほとんど保険みたいなもので、範囲内に敵が残っていないことも多い。ロードなのになんとなく幸薄いキャラだが、きっとこれから活躍できるよ!


ディアボルス(ヒューマン・アルケミスト→ニンジャ)
 パーティ一番の問題児。性格がエキセントリックなせいなのか、はたまたそのフェアリー以下のHPのせいなのか、敵の攻撃や魔法やブレス一発でよくぶっ倒れる。きっとしばしば吐血したりしてることだろう。ダメージも普段は貧相。それが時々目をキラキラさせながら、PTを半壊させたゴールドドラゴンの首を一撃で吹っ飛ばしたりするので侮れない。でも、ピンチに首切りが出たのはその一回きりだが。あまりに死にやすいので先輩からブーメランを押し付けられて後列に下げられたのに、それでもよく死ぬ。そんな性格を反映してなのか、友好的なモンスターから逃げまくっているにも関わらず、いまだにパーティ内ただ一人、孤高の悪を保っている。
 こんな浮き沈みの激しいキャラになったのは、きっとアダマスともどもデクストラ&オービスコンビより酷い促成栽培「総戦闘の2割がアビ様、残りの8割はゴキブリ」(*1)という苛酷な環境に置かれていたせいだろう。合掌。(*2)


リストラに遭った方々


イグニス(ワービースト・レンジャー)
 旧パーティの宝箱開けを一手に担っていたものの、支援能力を一つも持っていなかったのが災いして2軍落ちした不憫な子。アクシスの巻き添えを食ったともいう。


アクシス(ワービースト・ビショップ)
 全ての魔法を覚えてからニンジャかレンジャーに転職させようと思っていたものの、あまりにも成長が遅くて断念した。


フィニス(ヒューマン・サムライ→ロード)
 武器がない薄幸のサムライ時代を過ごした可哀想な子。サムライで最終レベルの魔法を覚えてから転職しているので、それなりに経験値は稼いでいたのだが…。


アルドール(ヒューマン・ヴァルキリー→サムライ)
 転職前はフランベルジュ、転職後は兜割を振るい(ゴキブリを除けば)新旧パーティを合計しても撃墜王は揺るぎないキャラだったが、グラディウスとサムライが被ることと、デクストラとオービス錬金術師呪文の使い勝手がよすぎてアルケミストから転職した前衛が欲しくなったので泣く泣く控えのメンバーに。