ファイナルファンタジー14は本当に「遅すぎる」か?


 実は、今日はFF14のテストの日だったのだけど残業でなかなか帰れず、1時間くらいしかプレイできなかった。だんだん接続状況も安定してきた気がする。
 ゲームパッドをまともに動かす方法がやっとわかったので、ようやくまともに遊べるようになってきた(パッドが動かせなかったのは自分の責任だけど)。やっぱり私はクリックゲーはダメだなぁ。コントローラを動かしてないとゲームしてる気がしない。

 前にぶるらじのイベントで植田佳奈さんが


Q.人生に必要なものは何か?


A.コントローラー。人生の3分の1は握ってると思う。


 と言っていたけどその気持ちがわかるw

 細かいゲーム内容は規約に引っかかるので書けないけれど、やっぱり新しい世界を旅するというのはわくわくするものだ。その世界で息づく他のプレイヤーの肉声を耳にした瞬間、初めて「新しい世界に来たぞー!」という実感が湧いてきた。詳細は省くが、FF14は今のところ、ゲームスタートから結構な時間、他のプレイヤーの存在しない「インスタンスエリア」でプレイすることになるので、他のプレイヤーの存在を意識するまで時間がかかるのだ。
 

 そんなこんなで胸躍らせていたら、こんなニュースを目にした。


 アルファテストの動画をアップロードするという行為そのものの是非はともかく……自分がプレイしている内容ではなくてあくまでもこの動画、そして話題になっている書き込みをざっと見た上での私見はこうだ。

 アクション要素が多くなると、モンハンで挫折した私のように、一定のプレイヤー層を排除することになる。だからFF14に飛んだり跳ねたりの派手なアクション操作が必要とは思わない。
 この動画はあくまでもウェポンスキルや派手なアビリティなどの使えない序盤の動画であり、終盤までずっとこのまま進むわけではないということはわかる。また、グラフィックも現在あくまでも開発中であり、今後進化するものだというのもわかる。
 それを踏まえた上で、一番問題なのはモーションの部分だと思う。
 この動画に違和感がを覚えるのは、攻撃から攻撃までの間「敵味方とも何もしていない時間」がかなり長時間あるからだ。もちろんゲーム的にはコマンド受付中の時間で行動不能なのだけれど、グラフィック上は何もしておらず、ボーっと立っているだけに見える。実はこれはFF11も一緒で、間隔が長い武器ほど攻撃から攻撃までの「間」が非常に不自然だ。
 攻撃の間隔を早くしてもらいたい、というのではなく、重くて遅い武器はモーションも重く遅くした方がいい。例えば斧を振っているルガディンは、ゲーム上の攻撃に相当時間がかかっているのに、グラフィック上の斧を振るモーション自体は攻撃受付時間のかなり早い段階で完了してしまう。だから残った時間が「ボーっと立ってるだけ」になってしまう。もっと、振り抜いた後のモーションや斬りつけるまでのモーションに相応の時間がかかっていれば、これほどの違和感はないと思うのだが……。
 これだけではなくて公式の動画を見ていても、FF14の改善すべき点はグラフィックよりもむしろモーション全般な気がする(ララフェルの走り方については前に述べた通りだ)。


 もちろん私はテスターなので、自分がプレイした上で気づいたこと、言うべきことは指摘する義務がある。なので、上記の内容は、実際私自身がプレイした内容に基づくものではなく、あくまでも動画を見た上での個人的な感想であることをお断りしておく。