ところで、このブログを始めてからもうかなり経つのだけれど、私の持っている携帯電話については今まで触れたことがなかった気がする。
私が使っているのはDocomoの「P−01A」である。折り畳み式の携帯電話を使い始めてからは、ずっとパナソニックのPシリーズを使っている。理由は本体左側面にあるワンプッシュオープンボタンである。片手で携帯電話を使う時にはこのボタンが非常に便利で、一度使ったら手放せなくなってしまった。前に使っていたP703iからP01−Aに買い換えた理由は……あれ? どうしてだったっけか。前のバッテリーが寿命だったからかもしれない。
P−01Aを店頭で見た時、縦でも横でも開けるWオープンスタイルだったので「これはもしかして、ウィルコムのD3みたいに横モードで開けばQWERTYキーボードになるのか?」と期待してたら、実際に使ってみたら全然そうではなくてしょんぼりしたり。でも、使ってみたらWオープンスタイルもフルブラウザモードもなかなか便利で、今ではなかなかお気に入りの機械である。
で、なんで今更、もう1年半も前に買った携帯電話の話をするかというと、そろそろ次の機種への買い替えを考えているからである。
お、いよいよスマートフォンか? と思った方……申し訳ない、外れである。相変わらずガラケーだったりする。というか、私はそもそもガラケーという言葉が好きじゃなくて「ガラパゴスで何が悪いんだ? 日本人が日本人に使いやすい物を作るのは当たり前なんじゃないの?」などと考えてしまう閉鎖的な人間なのだが、次の携帯電話はDocomoの次世代Pになりそうだ。
実は、Docomoの夏モデルでNシリーズとFシリーズにはもう搭載されているのだが、携帯電話をWifiのアクセスポイントとして使用する「アクセスポイントモード」という機能が欲しい。これを使って、持ち歩いている他の機器でも無線LANを使えるようにし、出先でネットブックを使ってネットサーフィンできるようにするというのが目下の目標だ。
きっかけとなったのはこの記事。
■山田祥平のRe:config.sys■ 「全部入りケータイ見参2010」
この記事ではN−04Bのアクセスポイントモード機能を使っている。Nシリーズに乗り換えれば待つことなく今でもその機能を使うことはできるんだけど、先日店頭でN−04Bを20分ほど触ってみて「こりゃやっぱりPシリーズじゃないとダメだ」という結論に達した。
今、アクセスポイントモードは一定時間で自動的に切断する設定になっているので、これがフリーでも使えるようになった上で次のPシリーズの最新機種に搭載されるといいな、というのが希望である。
ちなみに、同じPCWATCHで
■西川和久の不定期コラム■ Apple「iPad Wi-Fi/32GB」速攻レビュー 〜家庭では、もうPCは不要!?
という記事もあるのだが、私の意見は山田氏のそれに近い。つまり
外部機器をつなぐことができない通信機はつまらない。だからそれができるようになるまでiPhoneは買わない。iPadの3G版も同じだ。
であり、
■山田祥平のRe:config.sys■ どうしても見つからないiPadの居場所
ということだ。
もしいつの日か、iPad一台で我が家の本棚を全部なくすことができる時代が来るのであれば、もちろん買うことになるのだろう。当然その頃には今よりも性能のいい(最低でもマルチタスクができる)iPadが出ているだろうしね。