うーん……。ゲームが面白いかどうかについては主観の入る部分もあると思うんだけど、ほとんどのレビューが「WIZっぽくない」という評価をしているのが気になる。
なら、お前は古き良きWIZとまったく同じでなければ買わないのか、というとそうではなくて(エルミナージュとか、WIZとは結構違う部分も多い)、むしろソフトを作った側が「これは古き良きWIZだよー」といって売っているのに実際はちょっと違う、となると躊躇するという話だ。
逆にととモノのように、キャラクター作成システムを持つ3DダンジョンRPGでありながら、あえて古いWIZらしさみたいなものを排除して作られているゲームもある。アクワイヤのあの方向性は、正しいかどうかは別にして勇断だった。どう考えても昔のWIZが好きな層には拒否反応が出そうなベクトルだし……。
いずれにしても、このアマゾン専売のシリーズは、ちょっと方向性がよくわからない。個人的には店頭で扱っていないので気軽にちょっと手を出すという気分になれないのが大きいかな。売る側としてはアマゾン専売であるメリットも大きいとは思うのだけどね。