歴史上の英雄が俺ワールド全開で大活躍

ドリフターズ 1 (ヤングキングコミックス)


 表紙見ただけでは誰だかわかんなかったんだけど、これ島津豊久なのね……。












 これって、奈須きのこ氏のFateと表現方法は違うけどやりたいことはすごく似てるよね。表題の通りなんだけども。
 相変わらず平野耕太氏はカッコいい台詞を連ねていって話を作るのが上手い。その辺のカラーは「ヘルシング」の時と変わっていないようだ。

 しかし、味方で華がありそうなのは与一(どう見ても女にしか見えないがちゃんと男、だと思う)くらいで、あとはおっさんとジジイばっかりとは……アーサー王を女の子にしちゃった奈須氏をちょっとは……そこは見習わなくてもいいか。でも、せっかく女性キャラが出てきたと思ったら、ジャンヌダルクとアナスタシア王女は敵方なんだよな……。
 敵と味方で30人くらい英雄が出てきた気がするが、みんなおっさんばっかり。歴史上の英雄なんてそんなもんかもしれないけど。

 でも、先が楽しみな、面白い作品だ。