ブチ切れた。そして溜飲が下がった。

 これほどの怒りがわいたのは久しぶりだ。少なくとも、このブログをスタートしてから屈指の腹の立つ出来事だった。はらわたが煮えくり返るとはこのことだ。


 以下、悪口罵詈雑言の嵐なので、嫌いな人は引き返して。







http://togetter.com/li/40841


 言いたいことがいくつかある。


1.TRPGは滅亡してはいない。


2.TRPGが退潮したとは思わないが、もし退潮したとするなら紛れもなくあなたたちのせいであり、当時コンプRPGの副編集長だったという立場からいって、あなたは主犯格だ。あなたが挙げている問題点は、全てあなた自身が改善すべき立場にあった(そしてちゃんとそれを実行に移した人間もいた)。全てをかつての上司に押し付けて、上から目線で評論家面して好き勝手なことが言い、何もしなかったのに今の業界人を見下しているあなたがTRPGプレイヤーから敵と認識されるのは当然だ。「耳に痛いことをいうからうざがられている」のではない。「あなたにだけは言われたくない」のだ。


3.あなたはさも知っているかのように話しているが、明らかに最近のTRPGのことを知らない。この中ではまったく触れられていないが、GMがいなくてもセッションができるゲームだけで現在6タイトルある。時間制限のかけられるゲームもあるがそれにも触れられていない。TRPGのセッションができるフリースペースを用意しているゲームショップもある。それが何店舗あるかは調べればすぐにわかること。


4.私は昨日まで「TRPG冬の時代」は不幸な時代だったと思っていたが認識が変わった。あなたのような業界ゴロの類を淘汰できたというだけでも、冬の時代には意味があった。TRPGの復調というのが、あなたのような人間が舞い戻ってくることを意味するのであれば御免こうむる。どうかそのまま二度とTRPGには関わらないでいただきたい。



追記・こちらの方が紹介しているこの文章が明快な反論になっていて溜飲が下がった。5年も前にこれを書いていた井上純弌氏はさすがという他ない。そしてこの文章を見つけ出してこられた方もさすがだ。


http://h.hatena.ne.jp/mimizuku004/9236559989756147727


『信じられない話だが、いまだに「TRPGは駄目だ。もう商売にならない」と言い続けている人は、いる。しかも、出版関係者とか、微妙に地続きで違う業界の人だったりするから始末が悪い。この方々は、意外に古株で、ようは昔のTRPG業界に微妙に足を突っ込んでいた人が多いのである。若い人はそもそもTRPG自体を知らなかったり(これはこれで残念なことだが)、逆に知らないが故に数字しか見ないので、そんなことは言わないのだ。この出版不況の中で、じゃあ何が商売になるのかと噛みつきたくなるが、実は僕は昔ほど腹を立てなくなった。数字が着実に僕の言い分を裏づけ始めてきたからだ。たとえば、このアルシャードだけをとってもサプリメント7冊にSSS17冊を経て、こうやって版上げもできるわけである。もうちょっと本気で情報を収集する気になれば、もっと価値のある情報が次々と入ってくるはずなのだ。ようは、彼らは可哀想な人たちなのだ。』(井上純弌/F.E.A.R.著「アルシャードフォルティッシモ」P255より)