こんなページもあった

 実は、昨日ご紹介したページには姉妹ページがある。というよりむしろ、ページの成立経緯を見るかぎり、こちらの方が先なのかもしれない。


クソゲーまとめ @ ウィキ


 私が一読した感想、というだけなので正確さに欠けるかも知れないが、RPGなどの項目がどちらかというとネガティブなのに比べると、格闘ゲーム関連の項目は「クソゲーだけど楽しんでやるぜ!」というポジティブな視点で書かれているものが多く、読んでいて面白かった。特にこのゲームなどは、自分でも所有して遊んでいたにも関わらず、現在こんな状況になっているとはまったく知らなかった。


Fate/unlimited codes



 どのキャラのコンボもほどよく酷い(笑)。

 自分でやってて「このゲームジャンプがふわっとしてる上にコンボが繋がりやすいからコンボゲー?」とは思っていたが、対戦などはほとんどしていなかった(稼動していたゲームセンターのほとんどが比較的早いうちに筐体を撤去してしまった)ため、ここまで進化しているとは思わなかった……。
 特に図体が大きいので単発キャラと思っていたバーサーカーの繋ぎっぷり(しかも途中で敵のゲージをダウンさせる技を組み込んでおり魔力開放で逃げるのも困難)と、士郎と凛、言峰の人間トリオがリーチが短いにも関わらず繋ぎまくっているのが意外だった。
 ちなみに、御前演じるルヴィアゼッタが「日本の魔術師のレベル、見せていただこうかしら?」と戦闘前にのたまうが、その日本の魔術師は全員肉弾戦系で、しかも言を発したルヴィア自身も肉弾戦系であり、魔術師同士でキックとパンチ、関節技の応酬という非常にシュールな光景が見れる(笑)。


 この「すさまじいまでのコンボゲー」状態に、ついたあだ名が某ゲームの惨状になぞらえ「世紀末聖杯戦争」 「しなやすゲー」(「死ななければどんなダメージも安い」の意)


 なんと恐ろしい……。ただ、Wikiにもあるとおり(北斗もBASARAもそうだが)このコンボを決めるのは簡単ではない。


コンボレシピの長さは圧巻。空中制御やJCCの存在からコンボの完走難易度も高く、手馴れたプレイヤーでさえミスは日常茶飯事。コンボ難易度は世紀末ゲーとしては大先輩の世紀末スポーツアクションや戦国陸上の更にその上を行く。


 そして、ストーリーモードで垣間見れる「IF」ストーリーは一見の価値がある。このゲームは決して「ただのクソゲー」ではないと思う。


フェイト/アンリミテッドコード ポータブル(通常版) - PSP