スクエニ、円高為替差損30億円直撃 4〜12月期76%減益


 スクウェア・エニックス・ホールディングスが3日発表した2010年4〜12月期連結決算は、最終利益が前年同期比76.6%減の18億円だった。前年同期に「ファイナルファンタジー(FF)」など人気シリーズの最新作の投入があった反動に加え、急激な円高で30億円の為替差損を計上したことが響いた。

 売上高は27.5%減の981億円、営業利益は58.0%減の90億円だった。松田洋祐取締役は同日の会見で「消費者の選別眼が厳しくなっており、売れるソフトとそうでないものの差が大きくなっている。消費者に選ばれる品質の作品の投入で巻き返す」と述べた。


 ネットでも指摘してる人いっぱいいるけど、今年度になってから、れっきとしたFFナンバリングタイトルの最新作が投入されているのは無視かい。反動も何も、同系統の前作FF11スクウェアエニックスの稼ぎ頭だ。


120 : カバガラス(チベット自治区):2011/02/03(木) 21:12:42.11 id:rzcLn6OmP
ドラクエで稼いでFFで散財してるイメージ

170 : 緑山タイガ(長屋):2011/02/03(木) 21:16:23.26 ID:u/jB/eSK0
>>120
それ言うとFF11が稼ぎ頭なんですがッとか突っ込みが入る

246 : カバガラス(チベット自治区):2011/02/03(木) 21:20:54.86 id:rzcLn6OmP
>>170
FF11ってそんなに儲かってるのか

334 : エイブルダー(青森県):2011/02/03(木) 21:26:27.47 id:ZRhw+ZPZ0
>>246

年度   売上高  営業利益   営業利益率
2002
2003   89億    23億      26.3%
2004   138億    49億      35.9%
2005   157億    59億      37.5%
2006   136億    67億      49.5%
2007   120億    58億      48.5%
2008   106億    30億      29.0%
2009   80億

ちなみにFF11の開発費は30億


 なお、上の数字については私自身、裏を取ったわけではないので正確かどうかはわからない(多分大きく間違ってはいないはずだが)。


 消費者の選別眼が厳しくなっているっていうより、スクエニが面白そうなゲーム全然出してくれないじゃない。社長の和田氏自身「開発費もったいないんで洋ゲーライセンス販売します」とか「ベテランに金使うのもったいないんでデザイナーの首切ります」とか、どう考えても面白いゲーム作るって姿勢とか発想じゃないし、そういう制作に対する姿勢は作品に如実に現れてるよ、悪いけど。まさかFF14みたいな5年10年スパンのMMORPGまで外注に回してるとは思わなかったしね。あれだけセカイセカイ外注外注と稲船氏が騒いでたカプコンですら、一番の稼ぎ頭、売れ線だけは内製だったのに……(*1)。
 もし社長が「MMORPGのプレイヤーは適当に作っても金を落としてくれるユーザーだ」「バグ取りなんてプレイヤーにやらせておけばいい、金を掛ける必要なんてない」と甘く見て、作品のクォリティをないがしろにして納期を急がせたのだとすれば……悪いけど、ユーザーを馬鹿にしすぎだよ。まぁ、バンナムも同じだけれども。


 ただ、スクウェアエニックスには今も楽しませてもらっているゲームがある。だから課金をやめるつもりはない。やめないというのが私の応援の意思表示だ。逆に今のバンナムにはまったく楽しませてもらっていないので応援もしないし一円も落とすつもりはない。CDも然り、ゲームも然り。


(*1)外注だからつまらない、内製だから面白いというつもりはない(スト4なんか外注でもちゃんと面白いし)。ただ、今回の14みたいな状況になった時、外注だと修正に非常に手間がかかるという傾向はあると思う。パッケージソフトとして金とって売ったゲームの修正箇所が100箇所っておかしいでしょどう考えても。MMORPGなんてパッチ当て続けないといけないゲームなんだから、内製の方が修正などのフットワークは軽かったんじゃないかと素人目には見えてしまう。