導くものたち

 なんか、前回と前々回のエントリを読み直してたらリヒャルト・シュヴァルツとコンラッドがQBみたいと取られかねない表現だったので今日はその追記を。あと、なぜ素直にまど☆マギの感想を書かないかというと、最終回が終了するまで評価を保留してるからです(虚淵作品なので)。


 さて、3日前に「QBはオーレリアみたい」と言ったことについて。それは、闇の聖母オーレリアが「聖痕の秘密を知っているにも関わらず、それについて語らずに刻まれし者を殺戮者の道へと誘う」のがQBに似ていると思ったからだ。PCを導く立場にいるNPCのなかでもリヒャルトやコンラッド、サルモン・フィーストあたりは「(PCが聖痕の力を濫用する悪人にでも見えない限り)知っている範囲で聖痕のことをちゃんと教えてくれる」という点で、QBとは違う。むしろ(先輩魔法少女である)マミの立場に近い。リヒャルトやサルモンは聖痕のすべての秘密を解き明かしているわけではないので、PCの疑問に答えられないことがあるのは当然なのだ。
 もし聖痕のことをまったく知らないPCに対し、GMがNPCを通して聖痕のことを語らせようとするなら「力を求めすぎると殺戮者となる」「聖痕を4つ以上持つと殺戮者になる」ことは最低限触れておくべきだ。

「聖痕の力は素晴らしいヒャッハー! 君たち刻まれし者は殺戮者を倒す運命なんだヒャッホウ!」

 としか語らない導き手がいたら、それはどう考えてもQBと同レベルだぞ(笑)。