いよいよ登場

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 前々から噂されていたアリアンロッドのセカンドエディションがいよいよこの夏登場することになった。イエローサブマリンの通販ページでは既に表紙画像が公開されている。



 現行エディションとの互換性を図るということなので大きなルールの変更はないはずだが、既に掲示板等ではいささかの期待を込めた予想がされていたりもする。
 多くの人が注目していると思われるのは、いわゆるイメージ重視派と効率重視派のバランスをどこで取るのか、1stエディションのまま行くのか、それとも……という点だ。

 他のゲームでもイメージ重視派とデータ重視派の間で溝ができることはままあるものの、アリアンロッドはその傾向が他のFEARゲームに比べて強いと感じる。MMORPG的な、ルール上意図的に残されている「穴」、ゲーム的なギミックであるNAGOYAステップなどの存在がそうイメージさせるのかもしれない。
 キャラクターを強くするためにルールの穴を衝くことを認めるか、それとも、その穴そのものをある程度塞ぐのか。

 個人的には、以下ぐらいのバランスがいい。


・フェイトを使って自動習得スキルの封印を解除するルールを廃止する。


・逆に、現在自動習得スキル以外のスキルは転職前クラスのものでも無制限に使用できるが、フェイト1点を使用して封印を解除しないと使用できないとする。


 これならガーディアンやインタラプト、ジョイフルジョイフルの使用に一定の抑制がかかるのではないだろうか。フェイトというリソースを払うかどうかで、プレイヤーにも考える余地が生まれるし。
 あと一つ是非修正してもらいたい点がある。互換性を担保すると大変厳しいが。


・必要経験点の見直し


 この点、アルシャードは大変よくできている。スタート時の3レベルからゲームとして一番面白い最初のピークであるレベル7までの必要経験点が低く、そこから緩やかなカーブを描いて徐々にレベルが上がりにくくなっていく。この上昇曲線のため、レベルが上がって強くなる、という楽しさ生かしつつ、プレイヤーごとのセッション参加回数によるレベル格差による不公平感が生じないよう絶妙なバランスを保っている。
 アリアンロッドはセッション参加回数1回のPCと3回のPCではプロテクションの防御力が単純計算で3倍違う。この格差は是非緩和してほしい。