満足できませんでした


NEC入魂のAndroidノート「LifeTouch NOTE」が発売半年で1万円台に


 キーボード派の友人も満足できるのでは……とブログに書かれてしまったので(笑)、返答を。

 LifeTouchNoteの場合、前にも書いたとおり私にとって一番のネックは重さ。Android端末でありながら、Windows端末であるVaioPよりも100g以上重い(699gと595g)。シグマリオン3と比べると250g、つまり1.5倍の重さがあり、大きさそのものも二回りほど大きく、持ち歩くにはその分不便になる。
 あと、これは前には書かなかったけれど、個人的な印象としてはキーボードがちょっと打ちづらい。キーピッチの広さの割にキーストロークが浅く、ぺらぺらしている感じだ。Mobioやシグマリオンのキーボードは最高だったんだが……。

 似たような状況で結局買うことにしたネットブックの場合、実家用に格安の端末が欲しいという必要に駆られたのと、ネットブックというジャンルでいろいろな端末が出たお陰で、比較的気に入った機種を選ぶことができたというのが大きい。もしネットブックというものが1機種しか存在しなかったら、私は買わなかっただろう。
 そういう意味ではLifeTouchNoteは改良された次世代機か、あるいは類似コンセプトのライバル機が他にも登場することを期待したいところなのだけれど、この機種が値下がりしているという事実自体、このジャンルに需要がなく売れ残っているという証左でもありそうなのが残念だ。私の周りには「キーボードがない端末なんて考えられない」という人間の方が多いのだが……世間にはそんなにキーボード不要派が多いのだろうか?