これしかないのだろう


新生ファイナルファンタジーXIV


 FF14を見捨てたという謗りを受けることなく、しかしここまで悪評の広まってしまったFF14を再生させるためにはここまでするしかなかったんだろう。
 私はあちこちで散見される「もうFF14なんて捨てて次のナンバーを作ってしまえばよかったのに」という意見には微塵も賛成できないので、スタッフの苦渋の選択は十分理解できる。次のナンバーに行ってしまえばいいというのはオフラインゲームの発想で、コミュニティを形成するオンラインゲームでは既存のユーザーを切り捨てる行為だからだ。例えレベルを1に落とされて1からレベル上げをやり直す羽目になったとしても「そのまま14」であることと「15に変わる」ことには天と地ほどの差がある。
 そしてようやくPS3版の発表がされたことも評価に値する。画面写真も楽しそうだ。

 さて……どうなるのだろうか。楽しみな反面、恐ろしくもある。これが最初で、そして最後のチャンスになるだろうから。