完璧超人の弱点

 ここのところ、シグマリオンを褒め倒す記事ばかり書いているような気がしてきたので、前にもちょっと触れたシグマリオンの弱点を自分へのメモを兼ねて列記しておこう。

プロセッサが非力

 もう10年近く前のマシンだから無理もないと言えば無理もないし、どうせゲームだの動画のエンコードだのマシンパワーを必要とする処理をシグマリオンでやることはないから……と思っていたが、最近では普通のHPでも見るのが辛いページが増えてきた。テキストメインの例えばPCWatchなどは不自由なく見れるが、GIGAZINEなどは重いスクリプトが使われているのかなかなか表示されない*1。アフィ満載のページも同様だ。Youtubeニコニコ動画などの動画系サイトは最初から論外。ただしそれは、通信スピードがボトルネックになっているのかプロセッサのせいなのかはわからない。
 また、何気にきついのは、このページ、つまりはてなダイアリーの更新ページにいけないこと。認証ページが非常に重く、表示されないままフリーズしてしまう。なので更新する時はモバイルページを使うのだが、そうすると画像や動画埋め込み、Amazonの書籍詳細ページのリンクが貼れなくなってしまう。

無線LANのハードルが高い

 シグマリオンで無線LANでの通信をしようとすると、公式にサポートされているものでは「PinFree2PWL」というデータ通信カードを使うしかない。これは名前の「Pin」からわかるようにPHS通信とLANを併用するもので、PHS通信そのものが非サポートとなった現在ではDocomoでの取り扱いも終了している。このカード、以前は持っていたのだが、PHSサービスの終了に伴い機種変更の案内が来たのでFOMAに変えてしまった(その頃はまだ「無線LANが主流になるころにはきっとシグマリオンの後継機種が出ているだろう」と楽観視していたので……)。
 また、バッファローからシグマリオンで使用可能な無線LANカードが発売されていたのだが、本来の対応機種ではない(?)せいか、使った人のレビューなどを見るとバッテリーの消耗が激しく、移動中に使うのは辛かったようだ。いずれにしても、こちらも販売は終了している。

 これらの事情のため、FOMAカードを使っての通信しかほぼ選択肢がないのが現状である。

*1:一見それほど重いページには見えないのだが、ウィンドウモードからフルスクリーンに切り替えた時に画像がアニメーションしてジャンプしたりするところを見ると結構ギミックの多いページなのか?