二強強し


 うーん……。やっぱりタッチの違う作品のヒーローが一堂に会するとちょっと違和感が……。特に、前にも書いたけどキャプテンアメリカがね。知名度でも存在感でもアイアンマンとハルクが他のヒーローに比べて抜きん出ている。それと、トレーラーを見てもわからなかったのだが、今回のヴィランは誰だ?
 もう一つ気になっていることはこれのニック・フューリーの説明の部分。

諜報機関S.H.I.E.L.D.の長官。ジャクソンは『マイティ・ソー』、『キャプテン・アメリカ: ザ・ファースト・アベンジャー』などを含む9作品に同キャラクター役での出演契約を交わしている[14]。


 マイティ・ソーキャプテン・アメリカ、アイアンマンの1と2、仮にインクレディブル・ハルクに登場していたとしても(未見)、これで6作品目。あと3作品残っていることになる。
 もしかして、シビルウォーまでやるつもりなのか……? スパイディとアイアンマンに殴り合いさせたら、それは確かに話題になりそうな気はするが……。
 シビルウォーだけでなく、ウォッチメンとかピクサーのミスター・インクレディブルとか、スーパーヒーローが政府によって云々というのはアメコミ定番のテーマなんだろうな、きっと。日本の超人ものコミック(ジョジョの奇妙な冒険幽々白書とか)とかでは政府の存在が匂わされることはあんまりない気がする。
 その辺、TRPGの妖魔夜行シリーズでははっきり区別して書かれていたのはそれを意識してなんだろう。*1

*1:日本の妖怪組織「たぬきの穴」も「海賊の名誉亭」も政府とは無関係だが、最終話の舞台となるアメリカでは政府直属の妖怪組織「ベクター・アルファ」が存在するという設定。もちろんモデルは「アベンジャーズ」だろう。逆に非公認組織「Xヒューマーズ」はもちろん「X−Men」だ。この作品にはプロフェッサー・エグザビアをオマージュした人物も登場する。