アリアンロッド・サガ・リプレイ・レジェンド 貧乏姉妹の栄光 (富士見ドラゴンブック)
- 作者: 丹藤武敏,F.E.A.R.,ヤトアキラ
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2013/01/19
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 1回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
絶対出ると思ったらやっぱり出たか、エメロード・ローリングスター!
今回は「貧乏姉妹が送る、アルディオン大陸ガイド」とでもいうべき内容で、他リプレイシリーズのキャラが多数ゲスト出演したりする。そのボリュームアップのためか、今までのレジェンドがセッション二本収録なのに対して、今回は通しでセッション一本である。
また、ユーノスがレジェンドシリーズの後ブレイドシリーズに出演してレベルを15まで上げたため、他のキャラも2ndにコンバートした上でレベル15に成長し、上級クラスに転職している。ユーノスはブレイドの時点でスカウトであり、他の3人はドルがソーサラー、フレアがウォーロード、セレネがプリーストとほぼ予想通りの成長となっている。
ユーノス:おお、オーディエンスがいるならノッてきますよ! 魔に奪われた巨大な城が宙に浮かぶ時、妖怪ニンジャ七人衆が襲い来る! 善と悪との最終決戦に挑むのは、時を超えたうら若き姫剣士と仲間たち!
フレア:すごい、スペクタクル!
GM;しかし、子供たちがやって来て(生意気な口調で)「もうちょっとさぁ〜、リアリティってのがあった方がいいんじゃない?」と感想を述べます(一同笑)。
ユーノス:全部あんたがやったシナリオだよ!(一同笑)
確かにオトハの冒険ってこうやって文字にするとすごいウソ臭いな……(笑)。
ユーノス:ぐぅっ、い、痛い……! だが懐かしい、まるでかつての自分を見るがごとく!
フレア:“かつて”って、ユーノスさんは現役の中ニ病じゃないですか!?(一同爆笑)
フレアの天然ツッコミの切れ味がまったく落ちていないのはさすがというべきか(笑)。
そして、今回一番の見所が冒頭で言ったように、ユーノスの妹、エメロード・ローリングスター。石田ヒロユキさんの絵で描かれたエメロードはシリアスキャラっぽかったのに、ヤトアキラさんの絵だとマジ頭の可哀想な子にしか見えない……。
っていうかまぁ、たんどーさんの手にかかるとあのバルムンク・ノヴァもどう見てもアホの子(ってかこいつらダイナストカバルじゃねーか)になってしまうのだが……。
というわけで今回も期待通りの面白さだったんだけど、一点だけ。一点だけ言わせてほしい。
どうして「電撃ダンジョンお色気マッチ」を採用しなかった……!(読者サービス的な意味で)