生き残りたいならここが正念場

「ソーシャル」飽きられた?ソニー、MS「家庭用」がゲームファン席巻の東京ゲームショウ?仰天逆転劇?


 この記事の裏側でこれだよ? 同じ年のゲームショウのはずなのにタイトルだけ見るとほぼ正反対なんだけど。
 とはいえ、記事の内容まで踏み込んで読めばソシャゲがすぐ死ぬと言ってるわけでもなく、そんなに見当違いとも思えない。今年は会場に行ってないから会場の空気がわからないけど、確かに去年はなんだかんだ言ってスマホゲームは支配的だった。
 そして、記事でも言われているように、スマホを買う人がいなくなるわけじゃないから「携帯機わざわざ持たないで簡単なスマホのゲームが暇つぶしにできればいいや」という人の層は一定程度必ず存在すると思う。2歳の子供が〜なんていう記事を先日紹介したけど、むしろ子供より大人の方がスマホゲームの需要はありそう。あんまり小さい子供に料金上限なしのツールなんて怖くて持たせられないし。
 しつこいようだけど、問題は「ソーシャル要素が死ぬか」とか「スマホでプレイするゲームが死ぬか」とかじゃなくて「阿漕な料金形態と徴収方法をやめられるかどうか」だと私は思っている。それができれば家庭用でどんなゲームが生まれようが、コンシューマとの棲み分けはできる。逆にいえば、そのヤクザな課金形態を変えられなければ棲み分け以前に死に、そこには別の形態の何か、あるいは別の企業の何かが置き換わるのではないだろうか。