とある科学の魔術の何とか

魔法とか中世ファンタジーな作品が受け入れられなくなったんだけど(リンク切れ)


 既に指摘してる人もいるけど、ファンタジー作品といってもいろいろあって(それが例えライトノベルであっても)、作品の中でも「魔法」の扱いってバラバラなんで「魔法が存在するなら科学がもっと発達してるはず」というのは「読んでる作品少ないね」としか。だいたい「文明」と「科学」を混同している時点でなぁ、という感じ。
 私自身は科学技術が発達したのにはかなりの「運」が関与したと思っているので、ファンタジー世界で科学技術が発展していなくても別におかしいとは思わない。むしろ「ソードワールド・アドベンチャー」で山本弘氏が「アレクラスト大陸のロックシンガー」をやった時、鼻で笑った口である。神が実在してルネサンスが起こらず(魔法戦士リウイ(笑)であったように)民衆の革命が魔法という名の貴族の既得権に叩き潰される世界で、反体制を歌うロックなんてやろうとしたら、神々に文字通り存在ごと抹消されるのがオチだろう。*1そんな世界で産業革命など起きるだろうか? 私にはとてもそうは思えないのだが……。

*1:アデリシアがどういう目に遭ったか思い出せば一目瞭然だ。