F2Pにしてしまうと、基本無料だからゲームコンテンツではお金が取れなくなって、コンテンツ作りたいのにアイテムばかり作ったり、アイテムを売るためのショップを作ったりすることになってしまいます。でもそれってゲームのおもしろさに繋がらないので。アップデートでは本来100%の力でコンテンツ作りたいのに、お金儲けのためにコストを割かなければならない。
例えばこの辺とか──
――それでは先ほどの「アイテム売ってくれよ」という北米のユーザーに対して、吉田さんはどう答えますか?
吉田氏:それがゲームバランスを影響を与えずにARPUを上げるためではなく、ニーズに対して届けられるならそれはありだと思います。
この辺とか──
現場はそんなに簡単にものを作っているわけでは無くて、やっぱり極端なのは正しくないと思うんですよね。すべてがコンテンツドリブンなわけじゃないし、すべてをユーザーに委ねてるわけでもなくて、両方あっていいと思うんですね。それこそF2P vs サブスクリプションの話じゃないですが、どっちもあっていいだろうと思います。
この辺には特に同意できる。ただ、彼の作っているゲームが彼の思想を体現しているかというのは、それはまた別の話だよね。