フォーセリアに「魔法呪文」なんて名前の魔法系統はねえ！（笑）
さらに言うと、こいつらが炎の呪文を使うくらいで炎の上位精霊の力を借りるなんて聞いたらディードリットは卒倒するだろう。
精霊魔法、ファイアボルトの呪文を使うのに力を借りる相手は炎の下位精霊、サラマンダー。古代語魔法だったらマナに直接働きかけるから、そもそも何の力も借りたりはしない（呪文の詠唱は「万物の根源たるマナよ〜」で始まるのが定番）。上位精霊の力を借りる呪文は基本ルールブックの範囲には一つも存在しない。エフリートの力を借りる「ファイアストーム」は上級ルールの範囲であり、シャーマン技能レベルが最低８はないと使用できない呪文だ。冒険者技能８レベルって言ったら国家の重鎮クラスである（人間の限界はレベル１０）。
原作２巻を読めばわかるけど、上位精霊が暴走したら国一つくらいは軽く吹き飛んでしまう。何しろ、フォーセリアに消滅の危機をもたらした魔精霊アトンは大地の上位精霊ベヒモスが暴走した存在なんだから。
しっかし、いちいちメラゾーマの名前まで出したりして、他作品をディスらないと気が済まないのかね、この脚本家。とはいえ、今の若い人に訴求するなら有名作品一々虚仮にするのはマイナス効果しかないと思うんだけど。*1
