もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな


 X−MENフューチャー&パストのクイックシルバーの見せ場のシーンの再現MMD。
 このシーンインパクトあったからな〜。
 こちらを見るとかなり元ネタの雰囲気がつかめるかと。



 彼の能力は超加速能力だが、再現動画で十六夜咲夜が演じているようにどちらかといえば「時間停止」に近く、発射された銃弾に回り込んで軌道を変えることも、相手に気づかれないうちに相手自身のこぶしで相手を殴りつけることすらも可能だ。
 F&Pの悲惨で過酷な物語のなかで、ただ一人クイックシルバーだけは作中で「負ける」ことも「能力を破られること」も「傷つく」こともなく、一人余裕綽々かつ飄々とした態度を貫く。主人公たちに力を貸した理由もどちらかといえば利己的なもので、惨劇が繰り広げられる「未来」には登場せず、「過去」でも戦いが激化する前に物語からフェイドアウトしてしまい、以降登場しないという、かなり美味しい位置にいるキャラである。
 で、ありながら、なぜかこの戦闘シーンのバックで流れる曲はどこか物悲しい。彼のキャラクターとこの曲のイメージのギャップが、彼を強烈に印象付けている。