JGC合わせじゃなかった

トーキョーN◎VA THE AXLERATION サプリメント クローム・メモリーズ

トーキョーN◎VA THE AXLERATION サプリメント クローム・メモリーズ


 普通にイエローサブマリンに売られていてちょっとびっくり。
 以下軽く感想などを。


・クルードルールはほぼそのままの掲載(だった気がする)。能力判定とか戦闘ルールとか元々あったっけ? とかそんなレベル。


・【追記】……と思ったら、それはどうやら私の脳内クルードルールだったようで、実際2ndのルールを見直してみたら存在判定だのユーフォリアチャートだの、割と意味不明な要素満載のルールだった(笑)。もちろん今回収録されたクルードルールはちゃんと整理されたものなので、そういう意味では修正点はちょっとどころの話ではない。


・「クルードはプレアクトはないけどプレイ時間は長くなるよ」と書かれて頷いてしまった。あれスタイル判定の演出考えるのにめっちゃ時間かかるんだよな……。


・今回、歴代タロットがついてきたのと歴代タロットのモチーフになってるキャラが一覧になってたんだけど、何より驚いたのがDタロットのチャクラのカードの女の子があの“氷の静謐”のスティンガーだったこと。イメージ違いすぎるだろ!


・無印NOVAの添付シナリオとBLAKKBOXのシナリオが再録されてて吹いた。あ、みんな大好き“ファイアーボール”ゲーリングは登場しません。


・“過去からの告発者”とか今から見るとヒドいシナリオなんでどうするんだろうと思ったら、旧シナリオのほとんどが「オープニング」扱いになってて、ちゃんとシナリオとしてクライマックスと決着が用意されてた。ただ“さまよえるオランダ人”のラスボスはそのままだった。マジか……(笑)。


・今回再録されたシナリオは全部クルードフォーマットでの掲載なので、あのメチャクチャな“狼王”エリスの不死身っぷりをXのルールで体感することはできない。残念。


・マイケルグローリーは死んだとかいや生きてるとかいろいろ錯綜してたけど、結論としては「幽閉されてる」らしい。


・タロットカードの来歴が書かれてた割には、せっかく再登場した表紙の女の子についての注釈がなかった……向かって左が“魔眼の”ベイラー、右が再録シナリオに登場する「ウルフ」。


・NOVAの来歴を知る資料としては「必要十分」で、これだけ知っていればいい。逆にこれだけしか知らない人に「クロームモリーしか知らないなんて。あのNPCは実は○○の××で△△〜」だの、挙句の果てに「今のNOVAは俺が作った(ドヤァ)」とか言い出したらそいつは老害、という一つの指標にもなる。ただ、もしNOVAの過去に興味があって、その知識を卓の参加者に強要するつもりはないがより詳しく知りたい、というのであれば「トーキョーNOVAクロニクル」の方が細かい情報が掲載されている。繰り返すがそれをセッションの前提条件にしてはいけない。


・あ、ちなみにアクセスカードは再録されていません(笑)。