両方の意味で「童話」の世界

DQよりFFのが大人向けみたいな風潮があるけど


 どっちの方が対象年齢が上かっていうよりは、FFはストーリーの意味をストレートに捉える作品が多くて、DQは子供の頃はふーんと思って流していたことが、大人になってから思い返してみると「ああ、あの時のあれはそういう意味だったのか!」とわかることが多いという感じ。よく言われる「ゆうべは〜」だけじゃなく、例えば「DQ4のマスタードラゴンは気に入らない娘婿を殺して娘を実家に連れ戻している(勇者の両親)」とか。「旅をしている時間より奴隷にされたり石像にされてる期間のほうがずっと長かった」DQ5の主人公に感情移入できるようになったのもずっと後になってからのことだった。