いくらなんでもハードル高いだろ

 実家で親が使ってるPCがネットに繋がらなくなったと言われて、様子を見に帰った。結果的には無線LANの子機が熱か何かにやられたようで、予備の子機に入れ替えて事なきを得たのだけれども。
 実家のPCはタッチパネルに非対応のWindows7かつそれなりに古いPCなので、恐らく性能が足りないだろうから、ついでに「Windows10への自動アップグレード」も止めておこうと思い立った。
 で、調べてみたらこのとおり。


Windows7・8.1でWindows 10への自動アップグレードを止める方法


 いや、これマジでユーザーにやらせるのかよ、というが第一印象。パッチを当てるのはまだいいとしても、レジストリの書き換えは普段それなりにPC触ってる人でもなければハードルが高いだろう。あちこち探してみたが、どうもHomeEditionのPCの場合これ以外の方法はなさそうだ。間違ってどこかを消したりしたら二度と起動しなくなる可能性もある。
 そりゃマイクロソフトはできるだけ10を広めたいのかも知れないが、公式に用意される回避手段がこれしかないというのはどうなんだ。


「Windows 10」の無料アップグレードをあえて阻止するという選択肢


 これを読む限り、勝手にアップグレードされる、というわけではなさそうだが……ディスク領域を3Gも取られるのは結構きついし、何よりPCに詳しくない人間が何かの拍子に予約実行キーを押してしまえば、もう戻れない。スマホみたいにある程度簡単に再セットアップできるとか、ストレージにほとんどデータを記憶しないデバイスならまだわかるけども……。