食わず嫌いはよくないという話(その2)


 今度はDQXの話ではなく、エルミナージュの話である。
 私が今でもエルミナージュで遊んでいることは、前にも書いたとおりだ。しかし、私は今までフェイスロード機能とスタイルロード機能については使ったことがなかった。


 エルミナージュにはフェイスロードとスタイルロードの他にも、サウンドロードや呪文名の変更など、カスタムできる項目がいろいろある。私が最初に手を出したのは「呪文名変更」だった。慣れ親しんでいたウィザードリィの呪文の名前に変えるつもりだったからだ。同じことを考える人間は少なくないようで、Wikiにも有志が作成した変換リストが載っていたりする。
 ところが、エルミナージュの呪文はウィザードリィの呪文よりも数が多くバリエーションも豊富なため、全てをウィザードリィの過去作品に登場した呪文名でフォローすることができない。必ずいくつかは変換表作成者のオリジナル呪文が混じる。それがどうにもしっくり来ず、*1さりとて自分でいい呪文も思いつかないままずっと遊び続けていたら、とうとうエルミナージュの呪文と効果をすっかり覚えてしまった。こうなると、無理にウィザードリィの呪文にあわせようという気もなくなる。私にとって“マロール”と“ティオメンテ”、“ティルトウェイト”と“エンテルクミスタ”は同じくらい親しみのある存在になったからだ。


 最初で躓いたから……というわけでもないが、呪文の変更をやめた時点で“私だけのカスタムエルミナージュ”を作るのは諦めてしまい、フェイスロードやスタイルロードも触らないままになってしまった。エルミナージュはグラフィック目当てのゲームではないし、オリジナルグラフィックそのままでいいだろう、と。元々私が最初に触ったのがDS版で、フェイスデータを読み込む機能がなかった*2というのも大きかった。
 しかし、本当にふと思いつきで、試しにダンジョントラベラーズの画像を取り込んでみた。



 これヤバいwwwww 捗りすぎるwwwww

*1:ウィザードリィの呪文は特定の法則性に基づいて命名されているのだが、その法則にオリジナルの解釈が混じる。

*2:カメラから取り込む機能はあったが。