ブレイド・オブ・アルカナ リインカーネイション サプリメント グラウンド・オブ・ヴァラー
- 作者: 鈴吹太郎
- 出版社/メーカー: ファーイースト・アミューズメント・リサーチ
- 発売日: 2015/12/27
- メディア: おもちゃ＆ホビー
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どっかで聞いたタイトルだと思ったら、今は亡きFF11のコンテンツ*1と全く同じタイトルだった（笑）。偶然……だよな？
追加選択ルール、ペルソナルールは私がＧＭだったら採用しない、かな。ＮＯＶＡのスタイルがペルソナ／キー／シャドウで、ブレカナのアルカナは現在／過去／未来っていうのが双方のタイトルの特色だと私は思っている。本当の自分を隠して他人に偽りの姿を見せる、そして過去や未来はなく現在しか存在しないというのはいかにもサイバーパンクっぽい。逆に、今の自分が過去や未来に縛られるっていうのはファンタジーらしい世界観だ。過去や未来のアルカナをペルソナ相当にしたいなら現在に配置すればいい、というのが正直な感想。
あと、協調行動ルールの注意書きにははっとさせられた。私の周りには他人に行動強制するような人はいなかったんで意識してなかったけど、これ“立場の強い人が弱い人にディアボルス無理やりやらせる”とかだと確かに悲惨なことになりそうだ。これも選択ルールなんで私がＧＭなら却下*2かなぁ。
蛇人間
とはいえ、今回のサプリの目玉はやっぱり異種族ルールだろう。前版までで登場済みの異種族に加えて童人（バンビーノ）と蛇人（ラガルート）が追加。蛇人は新版の基本ルールにも記述されてたけど、リザードマンとかドラコニアンとか、そんなイメージ。ただ、この世界の“バジリスク”というのはラガルートの魔術師の呼称らしい。
そしてバンビーノ。ラテン語で「子供」だっけ？ いわゆるホビット、ハーフリング、グラスランナー。今までブレカナにはエルフ、ドワーフはいたけどハーフリングだけはいなかった。ラガルートは特殊因果律待ちのような気もするんで、実質今回の追加はバンビーノかな。それでも１２種族だからかなり多いけど。
世界設定セクションではついにというかようやくというか、オーレリアとペナンスが参戦。これで役者が揃った感じだ。
あと、一言だけ苦言を。今回のサプリは、ざっと読んだだけでわかるレベルの誤変換とか文字消しミスとかが目についた。*3基本ルールも誤植が多かったと言われているらしいし、ちょっと気になる。
