舞台裏の裏

24歳でスマホゲーム起業。開発に2,000万円かけたが「資金難と大バグ」のコンボで会社終了。アプリ「きのこれ」元社長が語る会社倒産後の世界。


 悪いけど、同情はしない。なんでかというと、パッケージゲームの時代だったらゲームが起動しないなんて致命的なバグつきでゲームを売ること自体がほぼ不可能だったはずだからだ。真に同情すべきはこのゲームに課金してしまったプレイヤーだろう。
 しかし、昔のゲームってこんな裏の内情は、それこそ修羅の国であっても滅多に明かされなかったと思うんだけど、なんでソシャゲって「資金繰りがショートした」とか「ゲーム資産を競売にかけた」だとか、知っても別に嬉しくなれない情報ばっかりプレイヤーサイドに流れてくるのかね。