クォータービューの「盲点」

Steam配信版「RPGツクールMV」が日本語に対応。クォータービュー化やウインドウカスタムツールなど拡張ツールの新情報公開も


 この間、スマホゲームの操作性とドット絵について触れたばかりなのでタイムリーだなー、と思いながら読んでいた。
 「3D描写で視点移動がないとどうなるか」っていうのが、これだとちょうどわかりやすい。



 この画面上に配置された建物の「向こう側」が「盲点」だ。スーパーマリオRPGみたいに最初からクォータービューとして設計されたゲームなら、この「盲点」には「(本来物理的には行けるはずだけど)回り込めない」としてしまうのも一つの方法だ。そもそもクォータービューに限らず、スクエニの場合には2Dでも立体的に配置されたオブジェクトの裏側には行けないようになっているゲームが多い。



 このFF5の冒頭(動画の2分過ぎ)に出てくるレナの城の「裏側」に回りこめないのが典型的な例だ。*1
 ところが、このRPGツクールの場合は2Dをクォータービューに変えられる的な書き方がされている。ということは、2D表示では通れる場所が3D表示になった途端通れなくなるというのもなんだかおかしな話だ。どのように扱うつもりなのだろう。ちょっと気になる。

*1:見えないことを逆手にとって隠し宝箱が配置されてたりもした気がする。