某ゲハブログが取り上げてない記事

ゲーム業界が団結して「自分のゲーム機を修理する権利」法案を廃案に追い込むロビー活動を展開中


 本音を言うと「非公式の修理窓口とか信用ならんから、メーカー公式の修理窓口使えや」という主張には基本的には異を唱えるつもりはない。

 ……ただしそれは、公式の修理サポートがもっと長期間サポートを継続してくれるなら、の話。

 テレビや掃除機や冷蔵庫が、機種を買い換えてもテレビ機能、掃除機能、冷蔵機能を変わらず保持するのと違って、今のゲーム機は後継機に買い換えると前に出来ていたことを保障してくれない。音楽(CD)や映像(DVD)、あるいはPCだって、一つの形式や媒体が全く使えなくなるまでには、それなりの期間が猶予されるのに。

 こんなトンチキなエコシステムなのはコンシューマゲーム業界だけだ。コンシューマゲーム業界の人間だけが、このエコサイクルを当たり前だと思っている。ソニーがそれに一石を投じたと思ったら、石を投じたはずの体質に真っ先に戻っていってしまった。
 スマホはバージョンアップサイクルが早く、ゲーム機以上に速攻アプリが使えなくなることには最初呆れたが、コンシューマゲーム業界と違ってアプリメーカーさえ対応してくれれば「同じゲームにもう一度金を払え」と言い出すわけではないので、そこは良心的だ。