20年か……

センチメンタルグラフティ20周年、そして何かが


 これに関しては、もう20年かというより、まだ20年かという感じ。私のなかでは完全に終わったコンテンツだからだと思う。
 といっても、私はセンチメンタルグラフティのファンというより、そのアニメ版のセンチメンタルジャーニーのファンでしかなかった。TL見る限り、そういう人は超少数派っぽいけど。
 ちなみに、言及してる人をあんまり見かけないが、ゲーム版が惨憺たる結果に終わった最大の理由は、暗黒太極拳でもゲームシステムでもなく、キャラデザの人が原画を描かなかったからだと思っている。色々な事情があったんだろうけれど……。ゲームとしては中身がほとんどなかった(しかしキャラデザの人が原画を描いた)ファーストウィンドウが売れたのに、ゲーム本編の評価が低いっていうことはそうとしか考えられないんだよな。

こっちのアニメはダメだった

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 どうも今日はそういう日らしい(笑)。全部G's系のコンテンツだけど、アニメがよかったのはセンチメンタルジャーニーとフタコイオルタナティブ。両方ともギャルゲアニメとしてはかなり変則的だったけど、そこが面白かった。
 ちなみにセンチメンタルジャーニーの系譜を引く*1作品として、その後セラフィムコールというのが出たけど、これは一点を除いてかなりダメだった。ジャーニーにはゲーム版主人公に当たる人物は(回想を除き)1秒も画面には登場しないが、なんだかんだいって、主人公の存在そのものがオムニバス形式になっている各エピソードの「核」になっていて、それでシリーズとしての芯が通っていた。ところが、セラフィムコールには共通項が何もないので、全話バラバラのエピソードになってしまった。
 なお、セラフィムで一点だけよかったというのは、最終話でヒロイン全員がそれぞれにすれ違うエピソードがあったことだ。


*1:同じサンライズ作品で、同じオムニバス形式で製作スタッフが共通し、アバンタイトルも同じデザインになっている。