これが欲しかった


 いつも楽しませてもらってるので、半分お布施のつもりで買ったら、予想以上に楽しめた。
 特に「これはファンブック1に収録してほしかった!」と思ったのが「登場キャラクターの所属組織とその関係表」。そうそう、これがほしかった。これがなかったお陰で、今まで「ヘルガノン八柱」とか「ヴァルキュリア騎士団」とか言われても、誰と誰が所属していてそれぞれがどういう関係にあるのかは、キャラクターストーリーとメインストーリーから断片的に知るしかなかった(なお、メインストーリーを後に書いたのは意図的である)。
 このファンブックのお陰で、ようやくかんぱにガールズのストーリーの概要が掴めた気がする。というのも、先輩とも話したことがあるが、このゲームの星5キャラには「なぜ主人公の傭兵会社に所属してるかわからない」伝説級、あるいは神話級の人物がゴロゴロいる。それぞれの物語はキャラクターストーリーで分かるものの、相互の関連を知るには「物語の中核をなす星5キャラを網羅する」というとんでもない過程が必要だ。しかも、一見しただけでは「どのキャラがメインストリームにいて、どのキャラがその外側にいるのか」が分かりづらい。この資料を見て初めて「あ、自分の持ってるキャラの属している組織には、他にこんなキャラがいるんだな」というのがわかった次第である。
 組織図を見る限り、どうやらうちの傭兵会社はヴァルキュリア騎士団に偏っているようで、何故か騎士団のメンバーだけは全員揃っており、他の組織のメンバーは全然足りていない。黎明期のうちの会社を支えてくれたのがシンツィアとミカエラの2枚盾だったことを考えれば、当然といえば当然の帰結なのかもしれないが……。

何故スカウト


 そしてこれが特典キャラ。両手に短剣らしきものを持っているが、実は召喚術師。そしてクラスはスカウト。何故だ(笑)。
 これまでの特典キャラは、戦士(ファンブック1)、魔術師(小説1)、騎士(アンソロジー)、僧侶(小説2)だったので、偏らないようにしようというのはわからなくもないものの、ではなぜ魔法士の娘で召喚術師なんていう設定がついているのかが謎だ。