国民性の違いもある、のか?

なぜファンタジー小説にはおいしそうな料理の描写がたくさん登場するのか?


 記事の中に出てくるのは全部海外の作品。確かに、例えば指輪物語だと「レンバス」とか結構印象に残っているし、ドラゴンランスも冒頭の酒盛りシーンとか、ゴールドムーンの婚礼のシーンとか、結構食べ物が出てくるシーンが多い。
 ところが、日本発のファンタジーだと、最近のなろう系グルメ小説(もちろんダンジョン飯も)とかは別として、比較的古い作品で食べ物や食事のシーンが印象に残っている作品がほとんどない。ロードスやソードワールドは、食事そのものも食事シーンもパッと思い浮かばない(パーティというとダンスしてる印象)し、畑違いのスレイヤーズとかも「リナって何食べてたっけ」という感じ。私の記憶が偏ってるんだろうか。ただ、少なくとも客観的に見て、食事を挿絵にしてる国産の作品はほとんどなかった気がするんだよな……。