これも見覚えなし

NECが発売したハンドヘルド・パーソナル・コンピュータ「PC-8201」



 私にとってハンドヘルドコンピュータというと、どちらかというと前に記事を取り上げた「JR-800」みたいなイメージで、こんなにゴツい(?)筐体のデバイスは、追いかけてた当時ですらあまり見かけなかった。あるいは、私の視野に入ってなかっただけかもしれないが。
 でも今にして思えば、寡作とはいえゲームがちゃんと出てたなら、ゲームソフトの存在が話題にすらならず、自分でプログラムするしかないマシンよりは、こういうマシンの方が適していたのかもしれない。JR-800とかどう考えても関数電卓の延長線上のものだったし……。