なんか今回もBGMがすっかりペルソナ5だな……(笑)。
これも酷い
なんかこれ、構図上特定の政治信条の人たちが必死に出版社を擁護しようとするから意見が割れてるように見えるけど、純粋に「実売部数を一方的に公表した」のは出版社にとって悪手オブ悪手としか言いようがない。
なぜなら、出版契約に基づいて営業努力する義務があるのは作家じゃなくて出版社だからだ。出版部数を決めているのが作家ではなく出版社である以上、実売部数が悪いというのは「自分たちは無能だ」と自ら告白してるに等しい。にも関わらずこういう公表の仕方をしたら、消費者は「売れないのは作家の力量のせい」だと感じてしまう。事実コメント欄には勘違いをしている人たちがいるが、実売部数を公表して困るのはむしろ出版社なのだ。作家たちからの評価が厳しいのも「出版契約に合意したのに、自分たちの努力が足りない責任を一方的に作家に押し付ける出版社だ」と思ったからだろう。
しかし「本以外の物品なら実売部数が消費者に公表されている」と考えている人がこんなに多いのが意外だ。これだけ販路が多様化している昨今、消費者側で実売数が正確に把握できる製品なんて、そうそう存在しないだろうに。そう錯覚させてしまうのも、売りスレとかゲハの存在がもたらす悪影響なのかもなぁ。