敵は大洗じゃない身内だ!


http://rikukaikuu.com/girls-und-panzer/39456


 劇場公開1週間で冒頭11分を無料公開という英断。普通の映画なら60分中10分といえば普通はまだ序盤だけど、この映画に限っては最初の山場までしっかり公開されている。とはいえ、この後も山場の連続なんだよなぁ……。



 変更点は3点。サメさんチームが追加(1話では埠頭の画)、継続の登場前にBCの登場シーンが追加、全車が進撃する俯瞰のシーンにマーク4追加。絶対変わるだろうと言われていた噂の花火のシーンはそのままだった(笑)。

同志脱ぐとでっかいの参戦

 取れなかったイントレピッドを狙ってE-5の第2ゲージに挑戦していたんだけど、少々沼っていた。そんな時に──


akankore.doorblog.jp


 ここを読んで「確かに4スロ駆逐はオンリーワンだわ」と考え直し、E-3に戻ってタシュケントを狙うことにした。


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 あっさりとまでは言わないけれど、イントレピッドほどは苦戦しなかった(レア艦としてはダブりのゴトランドに続いて2隻目)。
 E-5に比べると、E-3の堀は気分的にかなり楽だ。どちらも連合艦隊マップだが、E-3は神威高速化を使えば、戦艦を2隻しか使わない上にほぼ大破艦が出ない。なので「修復に使う資材」をさほど使わないで済む。
 それに対してE-5は、第一艦隊だけでも長門タッチを使うために長門改二、陸奥改二、アイオワ。そして火力をプラスするため武蔵改二を編成している。勝ちが覚束ないというほどではないものの、難易度丁なのでボスを討ち漏らしてA勝利になってしまうとイントレピッドがドロップしない。火力はいくらあっても足りない状態なのだ。
 という訳で、これらが大破すると資材がモリモリ減る。とはいえ、これでもフレッチャー掘りで沼ってる人に比べればかなりマシなのだろうが……。

コロコロ少年の思い出(7)

 ソードワールドで止まっている「コロコロ少年の思い出」のエントリ。ちょっとずつ書いてはいるのだが、ソードワールドについてはかなりの長文になってしまいそうだ。
 というわけで、前のエントリから相当間が空いてしまったが、ソードワールドを飛ばして、その次の思い出のゲームについて書くことにした。GURPSである。


(私が買ったのはこの前の版で、文庫本サイズ)


 前にギア・アンティークのエントリで、次にGURPSに挑戦したと書いた。そこで書いたように、その頃私がいたプレイグループでは、既存の世界設定ではなく、自分たちのちょっと変わったオリジナルの世界設定(科学技術の進んだファンタジー世界)でこのゲームをプレイするつもりだった。結果それに挫折したのも、前に恨み言として書いたとおりだ。
 「汎用TRPG」と銘打ってはいたものの、日本語版GURPS第三版の展開は、実質的に翻訳を担当したグループSNEが構築するオリジナルの世界設定で遊ぶための共通のスキームという位置づけに近く、ユーザーが作ったオリジナルの世界設定で遊ぶのはほぼ不可能に近かった。なぜなら、4版でいうところのGURPS GENRE BOOKS、つまり「ジャンル」を扱ったサプリが一冊も翻訳されなかったからである。

 ……とまぁ、GURPSを始めた時の私たちは、そんなことにはまだ気づいていなかった。最初期に発売されたガープスベーシックとガープスマジックで何とか遊べないかと悪戦苦闘していたのである。
 最初にやろうとしたことは、既存のキャンペーンのPCたちをGURPSにコンバートすることだった。何しろ、それまでに(他のゲームでだが)数十回のセッションを経験してきたPCたちである。100CP(キャラクターポイント、PCの強さを表す)の「英雄候補生」ではない。ほとんどが200~300CPに相当するPCとなった。
 すると何が起きたか。まず、ルナルや妖魔夜行のような、不利な特徴を取るPCが消えた。100CPの普通のPCと違い、ポイントが余り気味になるからだ。このゲームの不利な特徴は「本当に不利になる特徴」なので、ないならないに越したことはない。妖魔夜行が300CPで不利な特徴を取りつつPCを作るのは、妖怪ならではの豊富な妖力ルールがあるためであり、GURPSの通常ルールの範囲ではCPの使い道がない。
 次に、みんな銃を持つようになった。海外のゲームにはありがちな話だが、攻撃魔法などより銃の方がはるかに強い。しかし、それでは魔法を使わないかというとそんなことはなく、精神操作系魔法や飛行の魔法を取り、上空からライフルで撃つとかそういう状況ばかりになる。
 また、HPが平均で10なのに、1800年代の武器であるモーゼルのダメージが7D6とかそういう世界なので、みんなひたすら「避け」を上げるようになった。このゲームはM16だろうがレーザーガンだろうが避けは有効なのだ──避けられなければ即死だが。

 ……と、何度か遊んでここまで進んだところで、皆辟易してしまった。ルールが単純でPCのバリエーションが少ないからとギアアンティークを離れたはずなのに、ガープスでも最適化すると結局みんな同じようなPCになってしまう。これは、最適解しか求めないプレイヤーが悪いのではなく、ルールがそうなっているので仕方がないのだ。このゲームの銃とそれ以外の武器(魔法などを含む)の差は、とても好みで片付けられるレベルではない。
 サイオニックやマーシャルアーツが翻訳されても状況は同じだった。──1CPで300メートル先の相手に7D6ダメージを与えられる超能力も武術も存在しないからだ。

 ルナルにも妖魔にもあまり興味がなかったその時のプレイグループは、そのままガープスを離れてしまった(ルナルについては推理物で酷い目に遭ったせいで忌避されたというのもある)。そして次にその世界設定を再現するゲームとして白羽の矢が立ったのが、トーキョーNOVAである。

 しかし、次回は別のゲームを取り上げる予定だ。