影響は避けられなかった


 緊急事態宣言でまったく人通りのなくなった中央通りの定点カメラを見て心配していたんだけど、やはり影響は避けられなかったか。それに、まだ終わりではなくこれから影響が出てくるところもあるだろう(AKIBAWATCHは見てるけど、PCサイトなので当然PC店以外はあまり触れてくれない)。というか、むしろActiveOtakuさん自身が「出先の風景を配信する」スタイルだったから、これからどうするのかと思っていたくらいだった。
 このまま何事もなければ、おっかなびっくり徐々に客足が戻っていって、最後には微減、くらいになるのかな……。私自身、まだゲーセンで星翼やる気が起きないからな……。
 ちなみに動画内で「むしろ品揃えが増えた」と言われてる部分は、客が買いにこなくて在庫が減らないせいじゃないかと思うんだが……。

ランダムエンカウントも……

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 ターン制バトルについての私の見解はずっと前に書いたとおりなんだけど、ランダムエンカウントについて触れている人がいたので一応書いておこう。
 私は、ランダムエンカウントは初代ダンジョンズアンドドラゴンズのワンダリングモンスターが原型だと思っている(なぜか日本のTRPGでは採用しているものが少ないが……)。D&Dを翻案したウィザードリィで、ドアを開けると出てくる敵(=ルームガーダー)以外の敵がワンダリングモンスターで、それがさらに日本のコンピュータRPGに翻案される時にルームガーダーの存在が消え、ワンダリングモンスターだけが残った。ただ、これに関してはターン制云々とは事情が異なる部分もある。
 CD&Dでワンダリングモンスターとの遭遇を経験したことのあるプレイヤーならわかると思うが、TRPGにおいては、この遭遇はいきなり「戦闘状態」から始まることを意味しない(サプライズアタック、不意打ちを除く)。あくまでも「シナリオにあらかじめ書かれていないモンスターが出る」というだけで、回避不能の強制戦闘ではないのだ。それが、恐らく技術的制約などから、ランダムに発生する強制戦闘に変化した。もしプレイヤーがランダムエンカウントの乱数性、強制性に抵抗感があるというなら、遭遇自体はランダムでも、戦闘そのものは回避可能にすればいい。今の技術なら十分に可能だろう(敵シンボルの出現をランダムにし、少し手前から表示するとか)。もっとも、私が好きなのはむしろエルミナージュ形式。つまりランダムエンカウントは発生するが、100%逃げられる手段が存在する(マハマハの呪文)、しかしリソースを消費する、というあたりが、処理としてもバランスとしてもシンプルだと思う。