高橋 最初のアニメ化の時には、制作サイドにすごく勢いがあって、若い人たちが自分の持てる力を全部そこに投入する、みたいに燃えていましたよね。ある種、実験の場でもあったのかな、と。今回は、以前のものを観た人たちがやってくださるわけなんですけど、なんとなくバカバカしさのほうに特化してくれているな、と見ています。それは私としては、願ってもないことですね。
この間椎名氏がなんかフォローっぽいこと呟いてたけど、これが本音なんじゃないのかね。上の言葉を裏返せば「最初のアニメ化ではバカバカしさに特化してくれず、自分の作品を実験の場にされた。それは自分は願っていなかった」ってことになるわけで。