ナイトシティは結構うろついたつもりだったけれど、この動画で紹介されているスポットのうち、バーについては半分しか見覚えがなかった。車で巡るスポットは全て行ったことがあり、光景にも見覚えがあったのに。これが自分の2077におけるプレイスタイルを象徴しているようで、我が事ながら笑ってしまった。
要は、車に乗ってあちこちドライブするのは好きだが、バーは「ギャングの溜まり場で、敵の巣」としか見ていなかったので、風景を全然覚えていなかったのだ。
ちなみに、癒しスポットっぽく紹介されている「リコリエーションパーク」という場所も、よく見るとわかるけれど、ギャングが普通にその辺をうろついており、Vが不用意な場所で立ち止まると普通に襲いかかられるし、逆にいうと、別の動画では経験値稼ぎスポットとして紹介されていたりもする。こんな、場所一つとっても色々な姿を見せる多面性も、ナイトシティという町の魅力の一つだろう。
情報交換がチートな訳ない
私は、ドルアーガの塔というゲームを、ゲームセンターでリアルタイムに体験した世代よりは下にあたる。そのため、このインタビューで語られるような体験はしたことがなかった。その意味では非常に興味深く読めたインタビューだったのだが、1点インタビュアーの言葉ですごく引っかかった部分がある。
それは、プレイヤー同士が情報を入手することと、「チート」という言葉を同列で使っていることだ。他のプレイヤーとの情報交換なんて、攻略本から情報を得るのと同じで、通常のゲームプレイの一環でしかない。それと純然たる不正、時には違法ですらある行為を並べて論じるというのは、ちょっと理解できない。
あとは、このインタビューの中では「宝箱の出し方がドルアーガというゲームの難しさの全て」のように語られているが、私のようなへたれプレイヤーからすると、すべての宝箱の出し方が明かされていたとしても、純然たるアクションゲームとしてドルアーガは非常に難しいゲームだと思っている。