先日「はい、はい」選択肢への反応の動画を紹介したけど、ぶっちゃけオアイーブの外見(というか服装)がこれだと、レオンが人払いした理由は邪推しても無理ないし、ジェラールが伝承法の話を適当に聞き流そうとしてもしょうがないとも思うんだよな(笑)。
で、実際オアイーブのもたらした伝承法は帝国にとってプラスになったのか。
以下ネタバレありのため折り畳む。
七英雄との戦いは、本来古代人と七英雄との因縁から来るもので、帝国の在り方そのものとは無関係と考えても、伝承法を前提とした皇帝の能力なしでは帝国は大陸全土を征服できなかっただろう。オアイーブは自分の目的のために伝承法を伝えたけれど、それは帝国の統治そのものにも大きな影響を与えている。
まず伝承法が存在する世界では、後継者争いや叛乱を起こすハードルが滅茶苦茶高くなり、実質実行不可能である。また逆に、後継者不足に悩まされることもない。伝承法さえ実行すれば、臣下の誰でも皇帝になることができ、その正統性が保証されるからだ。
そもそもゲーム開始時の帝国の版図は非常に狭い。かつては広大な領地を持っていたのに没落したのか、それとも後世に「帝国」と呼ばれるようになったものを、歴史家たちが遡って呼ぶようになったのか。教皇のような第三者に国権を保証されているわけでもないし、レオンの時代の征服地域の広さに相応しい呼称はせいぜい「国王」であって、「皇帝」と呼ばれるには足りない。もちろん、メタ的には規模によって呼び名を変えるのが大変だったからだろうが……。
いずれにしても、帝国は伝承法とともに始まった。そして恐らくだが、伝承法とともに終わったのだろう。そういう意味では、オアイーブは帝国の一員ではないにもかかわらず、帝国という存在の影そのものだともいえる。