まさかの復刻

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 ここのところ色々なものがリバイバルブームだけど、復刻と聞いてこれほど驚いた作品は他にないかもしれない。まさか、2024年を舞台とした蓬莱学園の新作が発表されるとは……。ただ、「革命」も完結していない(そして今回新たに続巻も予告されていない)以上、新作も完結してみないと何とも言えないというところもある。
 輪をかけて驚いたのが「TRPGの第3版」という話。2版の後にMAGIUSシリーズで蓬莱学園を題材としたTRPGが出ているから、3版といっても4作品目ということになるけど……一体どういう作品になるのか見当もつかない。小説と違って、TRPGのルールブックは基本ルールさえ出版してしまえば、ある意味役割は果たしたことになるので、むしろ小説よりもこちらに期待してるかもしれない。できれば改訂版ではなく、旧版を元にした発展形のシステムであってほしいな……。

 しかし、20万人か……30年前の倍の生徒数になっているとは。世間は少子化と言われているのに、蓬莱学園の生徒が増える要素はあるのか……? と思ったものの、よく考えてみたら、蓬莱学園の卒業生は割と母校に自分の子供を送り出しそうな気がする。特にバイタリティという面では、蓬莱学園の3年間で学べることと、他の学校に通って得られるものとは全く違いそうな気がするし。
 そしてメタな視点では、30年というスパン自体、かつての学園有名人の子供が登場するにはちょうどいい期間として設定されているようにも思える。とはいえ、実際にタイトルイラストを見てみても、既存NPCにゆかりのある人物と断定どころか推測できそうな人物すらいないんだよな……。中央にいるのは主人公なんだろうけど。


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 個人的には、元公安委員長の娘とか、元学園探偵の息子とかがいれば面白そうだけど、月並みすぎるか……? あと、画面の右と左の目立つところに銀髪の人物が2人見えるけれど、銀髪のNPCなんていたっけ……?
 そして30年という時間が経ってる以上、代表者が変わらない状態で当時の組織が存続していそうなのは、学校長の月城あやめを除けば、マフディー党と裸人教団ぐらいしかない*1んだけど、どっちも時代的にヤバそうなので、しれっと消えてそうな気もする。

その他地図を見て気づいたこと

・悪徳大路が滅茶苦茶大きくなってて、しかも二つに増えてる。

・あの古くて不評だった恵比寿寮はさすがに建て直されたのか!(「新」となっている)

・かつてなかった「墨川親水公園」があるということは「水の流れを変えて生徒が憩う公園を作りたい」という「革命」の主人公の願いは叶ったのか。

・「野々宮殿」とかいうクソデカい建物は何なんだ。そうなると、野々宮の親族は登場しそうか……? 長女と次女は、家庭を持つ想像ができないけども……。

・沖合のメガフロートなんて前にあったっけ……?

 うーん、地図を見ているだけでもいろいろ妄想が膨らむ。

*1:この二つは「学校の組織」ではないため。