プロデューサーレターで言われている「バックグラウンド委任」機能。なんと、実装当日に急遽取り下げられて再メンテが入った。
【Android版】
— 戦国ウォークゲーム『信長の野望 出陣』公式 (@nobu_shutsujin) 2025年5月30日
本日05/30(金)にバージョン4.06.1をリリースいたしました。#信長出陣
大変お手数ですが、通信環境のよいときにストア経由にてアプリの更新をお願いいたします。
※Android版のみの更新です。
以下の更新を行っています。
◆バックグラウンド委任機能の追加
なんとか当日中には実装できたようだ。いったい何があったんだろうか。
この機能、個人的には割と期待していた機能だった。といえばお分かりと思うが、メイン画面でプレイするのはデイリーの時くらいになってしまった。途中で出てくる毛利元就にひたすら勝てず、進行もできないのでやる気も出ない状態が続いている。ただ、バックグラウンド委任ができるようになれば、マイレージを貯めて衣装(性能には関係ない)が入手できるので、せめて見た目を変えて気分を変えようというくらいである。
実は、信長の野望・出陣とモンハンNOWには、ドラクエウォークにはない共通点がある。それが「戦闘を繰り返すだけではどうしようもないタイミングが必ず発生する」という点だ。
ドラクエウォークはRPGなので、雑魚敵を倒せば経験値が入り、レベルが上がる。効率の良し悪しはあるにせよ、レベルキャップまでは「経験値が一切入手できない」というタイミングは存在しない。
ところが、信長の野望・出陣は特定のランクで特定の強敵が登場し、倒さないと先のランクに進めない。この「止まっている」状態は、例えば経験値を貯めて自分を強化できるみたいな要素はなく、手持ちの戦力で何とかしない限りゲームが一切進行しない。
モンハンNOWも同様で「アンジャナフを倒せ」みたいなミッションが発生すると、これを倒さない限り絶対にランクが上がらなくなる。雑魚を倒せば素材は手に入るが、それがアンジャナフに役に立たない素材だったらランクアップには全く寄与しないことになる。まぁ、どちらのゲームもRPGとは銘打ってないので、当たり前といえば当たり前かもしれないが……。
存在も知らなかった
キンハーシリーズに馴染みがないせいか、存在すら知らなかった。ドラクエウォークの成功を受けて開発されたのかもしれないが、個人的な印象としては、位置情報ゲームって普通のソシャゲよりさらに運営体力が必要っぽいので、仮にサービスインできたとしても運営を続けられたかどうか……。複数の位置情報ゲームを運営しているナイアンテックが化け物なだけで、それですら過去に配信者からサポートが薄いことに苦言を呈されていたりしたし。
気になったので、過去のベータテストのレビューとかも見てみたんだけど、下の動画で言われているとおり、このシステムだと位置情報ゲームである意味がないように見えた。ドラクエウォークの第一印象を、さらに思いっきり普通のソシャゲ側に強めた感じだ。しかもウォークモードのないアクションゲーム。なんかモンハンNOWとドラクエウォークを合わせてNot for meな部分だけを抜き出したゲームだ。
しかし、この動画といい、DQWのこの間のイベントといい、スクエニの運営内部に「位置情報ゲームだけど現地に行かなくても行ったことにさせたい」というデザイン思想があるんだろうか。他の位置情報ゲームではまず見られない傾向なんでちょっと気になる。プレイヤー間格差を解消したいのかもしれないけど、「現地に行かないと達成できないオンリーワン要素を実装する」のと「現地に行っていないのに行ったことにする」のには天と地ほどの差がある。