ドラクエウォーキング・北海道(事前準備編)

 本日は、ドラゴンクエストウォークのリアルイベント「ドラクエウォーキング・北海道」の開催日である。
 今日のエントリは事前準備の話のみ。イベントの話は明日のエントリになる。
 

www.dragonquest.jp


 前回九州で開催された時は、コロナにかかってしまい、参加することができなかった(そもそも申し込むのを忘れていて、キャンセル待ちではあったのだけれども)。なので、今回は一応、申し込みだけは忘れないようにした。しかし、キャンセルするかどうか、直前まで迷っていた。
 何しろ北海道だ。とにかく遠い。大阪までは新幹線で着くが、さすがに北海道となると航空機を使わざるを得ない。情けない話だが、前に飛行機に乗ったのは、職場の友人たちと海外旅行に行った時以来なので、もう約20年ぶりになるだろうか。最近はデジタル化によって、チェックイン方法など大きく変わっていると人づてに聞いていた。チケット代も決して安くはない。
 しかし、久しぶりに関東地方を出させてくれたのもドラクエウォークだったし、新幹線に乗るモチベーションをくれたのもドラクエウォークだった。飛行機移動も最初はハードルが高いが、1度経験してしまえば、次に似たようなことがあった時に役に立つのではないか。そう考えて、本当に期限ギリギリで重い腰を上げた。


 そして、次に迷ったのが日程だ。休みを取れる確証はなかったので、1泊2日にするか、強行軍になるが日帰りにするか。たまたまそのことで先輩とも世間話になったが、インバウンド需要なのかとにかくホテルが高い。しかも、目的地である北広島駅の周りにはあまりホテルが見当たらないので、札幌と行き来することになりそうだ。ゆっくりあちこちを回るなら1泊する以外の選択肢はないが、こちらも迷いに迷った挙句、結果的には日帰りすることにした。
 一旦それと腹をくくってしまえば、やることは大阪の時と同じ。歩くイベントだから、一つ目の目標は、どこまで荷物を少なくできるか、だ。結果的には国内線を使ったものの、手荷物及び機内持ち込み荷物なしでも、日帰りなら問題なかった。



 最初は、荷物を少なくするにあたって一番問題になるのは「スマホの通信が使えない飛行機内での時間をどう潰すか」だと思っていた。機内モードで遊べる買い切りのゲームをスマホに入れたりしていたが、結果的には全くやらなかった。機内モードとはいえスマホをいじっていたら白い目で見られそうだし、全日空機の自席にある液晶で、航空経路を見ているだけでも十分楽しい。考え方を変えれば、ちょっとしたジェットコースター気分を往復の離発着で4回楽しめるともいえる。
 1つだけ「これを持っていれば良かったな」と思ったのが、機内で配られるイヤホンが遮音性が低かったので、Bluetoothでなく普通にイヤホンジャックに刺せるイヤホンを持っていけばと良かったとちょっと思ったくらい。とはいえ、結局往復の時間はそれぞれ1時間半程度。機内説明などを聞きながら過ごしていれば、割とあっという間だった。



 対地速度800キロとか1000キロで飛んでいるのを見ると、この速度に慣れてしまったら、もう新幹線には戻れない気持ちもわかる。飛行機に乗るにあたっては、実際に乗るまでよりも、むしろその前の方がハードルが高かった。


 私の体験談などを書いても誰の参考にもならないだろうけれど、一応備忘録を兼ねて書いておこう。
 最初から航空会社はANAに決めていた。チケットを旅行会社に決めてもらうかどうかも非常に迷ったが、調べてみたところ開催されるエスコンフィールドまでは電車と徒歩で行けそうだったので、わざわざ旅行会社にチケットを取ってもらうこともないだろう、とANAの公式ページでチケットを予約した。


www.ana.co.jp


 料金はコンビニ払いで、オンラインチェックインを済ませるためにANAの公式アプリを入れた。本当は、今後また使うかどうかもわからないアプリをスマホに入れるのは気が引けたが、国内線に乗るコツを紹介した動画を見まくった結果、当日できるだけ空港でバタバタしないために、事前にできることは事前にやっておくことにした。
 ここまでの流れは、踏ん切りさえついてしまえば、それほど戸惑ったり困ることもなかったが、今回のドラクエウォークのイベントが実際にどれくらいの時間がかかるものなのか、というのが事前に計算しづらいのが最大のネックだった。
 ただ、開場時点で現地に着くのはやめよう、という点は決めていた。始発で出て行って、現地で列に並んで入場待ちするぐらいだったら、朝はちょっとゆっくり過ごしたい。列が捌ける12時前後に着くとして、どれぐらいでイベントが終わるのか。2時間か、あるいは3時間か。入場時間と同じ理由で、退場もイベントの終了時刻ギリギリまでいるつもりはなかったので、3時頃には退場するつもりだった。
 よって、イベント内容がどのようなものであれ、現地にいられるのは3時間程度だ。これを基準に、後は現地までの移動時間と、保安検査にかかる時間を考慮して、行きと帰りの便を決めた。


www.youtube.com


 チケット予約、料金の支払い。ここまでは戸惑うことはなかったが、オンラインチェックインで1点だけ引っかかった。予約時に表示された予約番号ではなく、確認番号を入力せよと入力フォームに表示されるが、これがANAの予約確認のメールにも、支払確認のメールにも記載されていない。予約・支払までの間でANAとの間にやり取りがあったのは、この2通のメールだけだったので、一体どういうことなのかしばらく困惑していたのだが、調べているうちに、コンビニで支払った時の領収書に、この確認番号が記載されていることがわかった。メールなどには一切記載がない。
 しかし、逆に言えば戸惑ったのはその点だけで、あとは当日空港に行っても困ることはほとんどなかった。ただ、航空券もイベントの入場チケットもスマホのアプリだったので、もしスマホのバッテリーが死んでいたり、スマホが故障したら大変なことになるだろうな、とは想像できたが。