今までの動画を見ていて、てとらは良いところ探し系の人なのかと思っていたら、今回は普通に辛口で草。
まぁ、確かにピクルス11枚、パティ3枚で味付けは塩胡椒、はかなり冒険してるわ。何より驚いたのは、これがコラボメニューだということ。つまりこれをコラボ先はちゃんと試食したってことなんだよな……?
スマート武器を使う理由は……
動画の前半は、一瞬のシーンまでよく観察しているな、と感心していたんだけど、途中で真顔になった。
メインとデイビットが、あれだけ強化したサイボーグなのにもかかわらず、自動的に狙いを定められるスマート武器を愛用しているのは「サイバーサイコシスが進行しすぎて、もう自分では狙いをつけられない状態なんじゃないか」という考察は、あながち間違っていない気がする。
といっても、メインもデイビットも、サイバーサイコシスの症状で、いわゆるドラッグジャンキーのように、指先や腕が震えたりはしていない。顔とか表情がダブって見えるような演出はあるが、あれは恐らく精神状態を表したアイコニックな表現で、実際に分身しているわけではなさそうだ。
実際、銃を構えているシーンでも狙いが定まらないような演出はされていないし、ゲーム内でもサイバーサイコシスになったキャラクターは震え出したりもせず、正確にVを狙ってくる。唯一Vがレリックの禁断症状に襲われた時だけは、体が震えていると思しき演出があるけれど、あれはサイバーサイコシスとはまた違うものだ。
では、震えが生じるわけでもないサイバーサイコシスがスマート武器に頼るというのはどういうことかというと……それはつまり、幻覚症状によって敵味方の判別がつかなくなってしまうので、その判断はもはや自分ではなく、AIに任せるしかなくなっている、ということなのだろう。
仮にこの推測が正しいとしたら、筋力を強化するのも、腕を金属に変えるのも、多分に銃の反動を抑えたり、狙いをつけやすくしたりする意味があるだろうに、その手術が原因で、かえって狙いがおぼつかなくなるというのは実にサイバーパンクっぽい、皮肉な話だと言える。