意外にも一番残っていた


 横浜や鎌倉がほとんど残ってなかったんだから、渋谷・銀座・原宿なんて無理だろ、と思っていたら……割と残っていて驚き。
 恐らく、前回前々回と併せて、自分が一番「古い姿」を知っているのが渋谷なんだけど、さすがにこのるるぶの時代そのものは見たことがない。それでも、私が初めて足を踏み入れた頃は、まだこの雑誌の姿の面影が残っていた気がする。スペイン坂とか。

2077との比較は……


 2077の最初は確かにバグまみれだったけど、それを認めて返金対応までして、年単位でユーザーから集金することなくバグフィックスに汗を流して、その上でのエッジランナーズだった。バグの存在を認めないままアニメのお陰で信頼回復したわけじゃない。なので、今のワイルズと並べて語られるとちょっとなぁ……。制作者たちも、2077を他のゲームの叩き棒に使わないでって言ってたし。

自業自得じゃない……?


 かつて業界最大手だったとあるメディアが、露骨に特定のメーカーだけ冷遇したから、仕方なく直接情報を発信するようになったっていうのがそもそもの発端。圧倒的な存在感という話も、数名のライターの主観のみに基づいて、ジョジョASBに満点を与えてしまうようなクロスレビューが小売店仕入れを左右してしまうような状況こそそう言われるべきで、むしろ実際のゲーム画面を見せて視聴者に判断を委ねる今の形の方がよっぽど健全だと思うけど。
 ちなみに、私がコンシューマゲームの雑誌に愛想を尽かしたきっかけとなるGamewaveDVDは、まさにそれを体現する雑誌だった。初期は雑誌独自のコンテンツもあったものの、徐々にそれらが減っていき、後半は大部分がメーカーの公式PVをただ集めただけになってしまった。こうなると、公式のコンテンツを追いかけるのと実質変わりがなく、廃刊は必然的な流れだったといえる。

 なお、TRPGの関連雑誌はこれとは位置づけが異なる。こちらはメーカーそのものが発刊している雑誌なので、いわば任天堂でいうところのニンテンドーダイレクトに相当するものだ。だからこそ今でも買い続けているのだけれども。