9月27日は年に1度の……

 9月27日は何の日でしょうか? 東京ゲームショウ? いいえ。9月27日はもちろん、年に一度の極地研究所の一般公開日です。


www.nipr.ac.jp


 「え? 極地研究所は普段一般公開されているんじゃないの?」と思った人もいるかもしれない。実は、普段一般公開されているのは極地研究所の一部、南極・北極科学館だ。極地研究所全体は、研究施設なので当たり前かもしれないが、いつもは一般公開されていない。施設全体が公開されるのは、1年に1日だけである。
 ……なんて、偉そうなことを書いてしまったが、私も先日科学館を訪れた折、たまたま知った口である。


  


 科学館自体、常々常設展の他に企画展等もあって極地好き(?)としては楽しみにしている身、極地研究所全体のイベントとはどんなものなのか、一度見てみたいと思っていた。
 もっとも、体験系のコーナーは大部分が子供向け、家族向けで予約が必要のため、目当ては展示と講座である。



 早速一階に、専用の図書館がある。当然と言えば当然かもしれないが、出版社でもないのに独自の校正手順まで展示されていたのにはちょっと驚いた。それだけ多くの資料を編纂する必要があるのだろう。



 2階より上は、フロアごとに企画展が実施されていた。PCとプロジェクタを使い、オゾンの説明をしているフロアもあれば、日本の歴史書にあるオーロラが観測された記述の説明まで、まさに理系から文系まで、極地に関するオールジャンル展示という感じだった。協力している大学の展示もある。来場者も家族連れが目立つがそればかりではなく、大人だけで見に来ている人も多くいた。



 屋外には直近の観測隊の活動紹介なども展示されていた。そこで気づいたのだが、普段施設内の駐車場かと思っていた場所は、どうやら観測隊が利用するコンテナ置き場だったようだ。そう考えると、活動がぐっと身近に感じられたような気がする。
 また、偏見かもしれないが、スタッフの方たちは皆「極地研」というシャツを着ていたのだけれども、それを着ていなくても何となく雰囲気が分かる感じがした。男女ともに多くの人がメガネをかけた知性的な印象だったのだが、極端に痩せていたり、また太っていたりする人がほとんど見当たらず、皆均整で筋肉質な体つきをしている。みんながみんな観測隊に関わる訳ではもちろんないだろうが、雰囲気が似ているのはちょっと不思議な感じがした。
 モノレールの駅一駅分を歩いただけで筋肉痛になるような私みたいな人間は、きっといないのだろう(笑)。