ガールズ&パンツァーもっとらぶらぶ作戦の第3幕を見てきた。これで劇場版シリーズも半分を過ぎたことになる。
今回も例によってネタバレがあるので、折り畳むことにする。
・今回、ついに行くところまで──家元コンビがアイドル衣装を着て歌うというところまで──行ったという感じ(笑)。
西住しほって、これは前にも書いたかもしれないけど、初登場時に書かれていたほうれい線がなくなって、見た目的には明らかに若返っている(島田千代は最初からほうれい線が描かれていない)。中の人的には冬馬さんとゆきのさんなのでアイドルソングを歌っても全く違和感がない。冬馬さんのアイドルソングで私が思い出したのは「卒業」の高城麗子だったのだが、それももう30年前になるのか……。
・あと今回面白かったのが、これまで大会のトーナメント表に名前だけあってほとんど出番がなかった学校が2つ、クローズアップされていたところだ。
1つは青師団学園で、本編ではやたら露出度が高い制服を着てるという点で注目されていたものの、実際にはワンカットしか出番がなかった、また同様に、コアラが隊長をやっているということでインパクトはすごかったけど、登場シーンはやはりほとんどなかったコアラの森学園のチームも登場した。
これで、トーナメント表に出てきた学校は(スピンオフでクローズアップされたボンプル高校やマジノ学園なども含めれば)一通り出番があった……かと思いきや、ヨーグルト学園やヴァイキング水産高校ほか、実態が不明な学校がまだある。これはさすがに最終回にも出てこないだろう……。
・ちなみに今回、あんこうチームのメンバーをスカウトしようとする千代のエピソードがあるのだが、アリスが所属してたのって特定の大学じゃなくて大学「選抜」チームだよね? スカウトしなくてもあれだけ強ければ自動的に選抜チームには入ってきそうな気もするんだけど、言われてみればバミューダトリオって、高校時代の所属高校は明かされているものの現在の所属大学って一切言及されてないんだよな。島田流と結びつきが強い特定の大学、っていうのがあるんだろうか。
やっぱりこの辺、本シリーズがもっと早く、できればTVシリーズかOVAシリーズで公開されていれば、考察も捗ったと思うんだけど……まぁ、言っても詮無い話。
・今回の中では、冒頭の聖グロリアーナ女学院と台風の話が割と好きだった。この作品の中でも、ギャグに振り切ったエピソードと異なり、実際に本編の学園艦でも起きてもおかしくないシチュエーションだ。ちょっと今回は毛色を変えて、考察的なものを軽く書いてみたい。
学園艦で停電は起きるのか? それは、現実世界でも洋上を航行する船舶で落雷は遭遇するだろうという話ではあるのだが、その送電網は、地上の発電所から電線を引いているわけでも、海底ケーブルで電力を供給されているわけでもない。船舶の規模が大きくなっただけと考えると、恐らくは重油で発電機を回し、それを推進機と同時に学園艦中に配電しているのだと思われる。テレビ版の本編とかを見ると普通の街並みと同じ外見なので、電線を引くとか、あるいは艦内を巡るケーブルで供給されているのだろう。
停電が起きるのは電線や変圧器などに落雷するのが原因というが、もし学園艦で送電設備の一部が破損などした場合、今回のアニメの描写のように数分で復電するということはなく、どこかに緊急で寄港しない限り、送電もすぐには回復しない気もする。
学園艦は洋上だと周囲に比べて際立って高度があるだろうから、そういう意味では落雷しやすそうだ。現実の船を調べてみると、艦内の電気系統へのダメージが一番深刻で、対策としては避雷針を立てるのが一般的のようだ。学園艦でも、居住者の生活電気より制御系の電力を回復させないと大変なことになってしまうことは想像がつくから、学生たちのスマホを充電するための電力なんかは一番後回しだろう(そもそも航行中の学園艦でスマホは通じるのだろうか。スターリンクを山ほど積んでるとか?)。