いきなり殺戮者、はきつい


 動画で言われているとおり、「NOVAは隠された真実を解き明かすのが目的のゲームで、ブレイドオブアルカナは必ずしもそうではない」というのは、「スタイル」と「アルカナ」の違いという観点から、前に書いたことがある。
 とはいえ私のようにNOVAに慣れてしまっていると、どうしてもそれに近いシナリオを好みがちだ。前にブレイドオブアルカナのシナリオ作成の例として作成したものがそうだが、悪徳シーンはあるものの、殺戮者が最初姿を隠していたり、その正体が意外なものだったり。
 その理由も動画で言及されている。姿を隠す理由がないからと、冒頭から殺戮者が正体を明かしてPCに顔見せした場合、展開フェーズの間が持たなくなるのだ(笑)。刻まれし者はその聖痕を殺戮者に狙われる立場である以上、じゃあ手を組んで殺戮者を倒しましょう、となって、話が終わってしまう。
 実際公式でも、聖グラディウシア騎士団絡みのシナリオなどは殺戮者は姿を隠している設定だし、そういったシナリオがないわけではない。むしろ「処刑都市」の方がなかなかすごい構成だと思う。
 ただ、ブレイドオブアルカナでNOVA形式のシナリオを作ると、一つだけ難点がある。それは、ブレカナはNOVAに比べて、情報収集関連の能力が少ないということだ。それもただ少ないというだけではなく、NOVAであればイヌなら警察関連に強いとか、クグツなら企業関連に強いとか個性が出せるのに対し、ブレカナだとほぼレクスの専売特許になり、PC同士で個性を生かして役割分担するのも難しい。
 結果的に、自分の場合は推奨スタイルのどこかにレクスを入れることが多い。例えばアダマスなどに対して、領主からの情報で...とやることもあるが、それはGMの裁量であって、ルール的な裏付けがあるわけではないのだ。