すっごいわかる


 かなり共感できた。特に「『超かぐや姫!』を好きだと言える自分でよかった」っていうところ。
 MCUに色々あってからこっちというもの、なかなか素直に心を動かされる作品に出会う機会がなくて、もうそういうのを素直に楽しめなくなってしまったんだろうかと、少し寂しく思ってた部分もあったんだけど……だから「超かぐや姫!」を見に行ったのも、本当にたまたまでしかなかった。でもむしろそれが良かったのかもしれない。下手に情報を仕入れていて、批判的な意見とかを事前に知りすぎていたら、余計な先入観を持っていたかもしれないから。

種族数が一番多いTRPGはどれか?

 さて、またクロスレビューの話を引っ張る……というよりは、クロスレビューの話から派生して、今日はちょっと違う話題である。
 先日取り上げたとおり、レビューの中で「選択できるキャラクタークラスの数が少ないのが気に入らない」というレビュアーがいた。もちろん反証としては「キャラクタークラスの数が多かったら面白いのか?」という意見はあると思う。半面、クロスレビュー自体が数値で評価するというものである以上、客観化された数値的指標で評価するというのは、考え方自体はあってもおかしくない。
 というわけで、私の手元にあり、知っている範囲のTRPGで一番キャラクタークラスが多いTRPGについて語ろうと思うのだが、まずは前哨戦として、最も選択可能なPC用種族が多いTRPGについて調べてみることにした。

アドバンスド・ファンタズム・アドベンチャー

 まずは分かりやすい方から。選択可能な種族の多いTRPGだ。これはアドバンスド・ファンタズムアドベンチャーというゲームだ。
 なんとこのゲーム、基本ルールブック一冊しかないにも関わらず、選択可能な種族の数が77。これは20年以上展開していていて、なおかつ種族専用サプリメントも出版しているソードワールド2.x系で選択可能な数をはるかに超える。またそのバリエーションは極めて豊富で、他のゲームだったら敵として設定されるような種族でもPCとして扱うことができる(PCとモンスターの立場が逆転している訳ではない、というのが2位のモンスター・モンスターと異なる)。
 このゲームについては、昔よくネタで言われていたのが「あまりにも種族がバラバラすぎて、パーティー内で言語が通じず意思疎通ができない」という話だ。しかしそれ以前に、シナリオを組もうとして私自身が疑問に思ったのは、「このゲームは今でいう『冒険者』がPCとなってシナリオに参加するというゲームであるにもかかわらず、PCの種族が直観的にそれに見合わない」という点だった。
 例えば、ある商人が「隊商を護衛して欲しいので腕の立つ者を探している」といって、出てきたのがオークやトロル、ゴブリン(もちろんPCとして選択できる)あたりなら人間社会から排斥される嫌われ者なんじゃないかくらいで想像がつくが、スリッジと呼ばれる(いわゆるドラクエ型ではない)スライムだったり、マンティコアだったり、タフィボーゼと呼ばれる変わった種族(ちょっとこれはどういうモンスターなのか言葉で説明しづらいんで画像を引用させてもらう)だったりした場合、商人は「ぎゃー化け物だー」という反応をするのか、それとも「是非お願いしたい」というのか。



 これらの種族がPCだというなら、敵モンスターとの境界線は一体どこにあるのか。その辺りが世界設定から読み取れず、どうセッションを進行すればいいのか、PCはどうロールプレイすればいいのか見当がつかず、仲間内でプレイするのは断念した記憶がある。

モンスター! モンスター!

 次が2位がモンスター! モンスター! の52種族だ。これは冒険者をプレイするのではなく、モンスターをプレイして人間の村を襲うとか、そういった逆転の発想で楽しむゲームであり、シナリオの作り方は普通のゲームとは少し違う。またこのゲームにおける種族の設定は、説明がほぼなくデータが一行あるきりである。

ソード・ワールド2.5

  


 そして同率2位がソード・ワールド2.5である。さすがにこのシリーズはプレイアビリティが重視されており、単に種族の数が多いというだけではなく、あくまでも人間との差異を測りやすい存在として設定されている。人間とかけ離れすぎた存在ではなく、アイデンティティの違いをロールプレイとして楽しめる範囲に収まっている。専用サプリメントで詳しく説明されているというのも大きい。
 ちなみに、何故「同率2位」としたかというと、希少種を別種と数えるかどうかで数が変わるからだ(別種とすると56、同種とすると46のはず)。


 なお、アリアンロッドやブレイドオブアルカナなどは4位以下となるが、数としてはダブルスコア以上に離れている(前者が18、後者が12)。